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甲子園2016夏 敗れざる者たちの名言録

鶴岡東(山形代表)・佐藤要主将
4番。最終回の1死満塁の同点機にダブルプレーで試合終了。
「(前の打者が)フォアボールの後だったので甘い球が来るかなと思って初球から狙っていったんですが……自分の役割が果たせずすごく悔しいです。ベンチに戻って監督から『最後までちゃんとしろ』と言われました。試合終了の挨拶のことです。(「できましたか?」)はい、できました」

高川学園(山口代表)・山野太一投手
前評判の高い履正社・寺島成輝投手と左腕好投手同士の投げ合いに敗れて。
「自分の持ってる力は出した気持ちはあるんですが。(寺島投手と比べて)身体の大きさから違いましたね」(山野投手167センチ61キロ、寺島投手183センチ、85キロ)

境(鳥取代表)・勝部浩平選手
笑顔で引き上げてきた。
「楽しめました。自分はライトで(対戦相手の)明徳義塾のアルプスの近くなんですが、フライを捕ると拍手してくれるんですよ。(相手が常連校なので)完全にアウエーになるかと思ってたら、甲子園は全部のお客さんが応援してくれるんだなと思いました」

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