あるいは、今も続けていることでモテ方面に恩恵があるという話を披露するのも一興。
「いやあ、地道に続けていると、けっこうおいしいんだよ。今は冷やかしじゃなくてそこそこ熱心なユーザーが多いから、知り合った女の子がたまたま『ポケモンGO』をやってたら、それだけですぐに話が弾むし、いきなり距離が縮まるんだよね」
実際、今も「ポケモンGO」をやっているかどうかは、たとえばEXILEやYOSAKOIソーランをどう思うかと同様、仲良くなれる相手かどうかをクッキリと判断できるリトマス試験紙になります。すぐに話が弾んで、いきなり距離が縮まるという傾向も、たしかにあるでしょう。ここで大事なのは鼻で笑ってきた相手を悔しがらせることなので、自分自身が具体的に恩恵を受けた経験がなくてもかまいません。
不愉快な輩をギャフンとやり込める快感を味わえたり、モテ方面に活用できたり、根気よく「ポケモンGO」を続けることによって、たくさんの大人のメリットが期待できます。いったんは熱が冷めた人も、あらためてせっせと励みましょう。仮に期待したようなメリットはなかったとしても、ゲーム自体の楽しさは味わえるので心配はいりません。
言い忘れるところでしたが、もちろん大人として歩きスマホはもってのほかです。そして、人ごみでは「ちっ、まだやってんのかよ」という世間の冷たい視線を向けられがちなので、今まで以上にまわりの状況に気を配りましょう。ちょっとコソコソとプレイすることによって、背徳の悦びのようなものを味わえるメリットもあります。