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2016.09.14 07:00  週刊ポスト

肺がん、胃がん、肝臓がん、腎臓がん その実際の痛みは

 死亡者数・死亡率ともにがん第2位の胃がんはどうか。4年前に75歳の夫を胃がんで亡くした坂田敦子さんの話。

「食欲減退と嘔吐が酷かったので病院につれていくと、既に末期の胃がんでした。医師から『転移もあり、手の施しようがない』といわれ手術はしなかったのですが……ろくに物が食べられないから痩せていくのに、腹水が溜まって膨らんでいるお腹がとても痛々しくて見ていられなかった。最後は鎮痛剤で意識朦朧のまま亡くなりました」

 末期の胃がんの場合、胃に孔が空くと激痛に襲われるほか、血便、吐血などによる心理的負担も大きい。

 肝臓がんは他のがんと比べると穏やかに最期を迎えることが多い。肝臓は大腸などと同様に痛覚が少ないのに加え、再生能力が高いので機能が低下しにくい。そのため、末期になるまで自覚症状が現われにくい“沈黙の臓器”と呼ばれる。つい最近まで元気だと思ったら、ある日突然末期の肝臓がんが発覚。そこからは短期間で肝機能が低下し意識を失い、穏やかに亡くなるといったケースが少なくない。

 5年生存率は10~40%とされる腎臓がんも、肝臓がん同様に痛みが少ないがんといわれている。

※週刊ポスト2016年9月16・23日号

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