国際情報

高須院長「トランプは典型的な田舎の土地成金」

 たしかに、カリスマ性が強くてあまりにも実行力がある指導者っていうのは、社会から認められないことも多い。アラファトも、フセインも、カダフィもそう。みんな自分の支持者たちのために、最良と思われることをしているだけなんだけど、それをよく思わない人々に潰される。世間的には悪者として喧伝されている指導者でも、その国に行ったらヒーローなんてことはよくあるんだよ。僕は、プロパガンダには騙されないからね。優れた政治家は、ちゃんと評価したい。

──そういう意味では、ドゥテルテ大統領はたしかにフィリピンで支持されているわけですからね。

高須:そう! 日本みたいに先進国で平和な国の人たちは、いつも建前だけでキレイ事を言うけど、当事国の人たちは、自分や子供たちの人生に関わる大問題だから、本当に期待できる人を支持するからね。言ってみれば、それが民主主義ってことなんじゃないのかな。

──ドゥテルテ大統領絡みで言うと、院長が支持を表明すると、ツイッターで反対意見も寄せられていましたね。

高須:クソリプだよ(笑い)。もちろん、内容のある意見だったら議論にもなるけど、ただ僕を利用して話題になりたいだけっていうリプライも多くてね。こっちはまともなことを言っているだけだから、全然相手にならないんだけど、まあ面白いから返信しちゃう。クソリプ返しは、楽しい趣味だよ(笑い)。

──でも、なかには面倒くさい人もいるんじゃないですか?

高須:いや、そうでもないよ。なんかつまんない意見を言ってきて、こっちがまともな意見で返したら、もとのツイートを消しちゃうやつなんかは、ちょっと意味がわかんないけどね。いずれにしろ、僕としてはやましいところなんて全然ないし、まったく嘘もついてないから、何を言われても、ちゃんと言い返せるんだよ。

 ただ、あんまりつまんないクソリプにまで返事していると、フォロワーが減っちゃうみたい。だから、本当にどうしようもないクソリプはスルーすることにしているよ(笑い)。

 * * *
「プロパガンダには騙されない」と力強く語った高須院長。最近、ツイッターで大人気となっているのも、そんな信念を貫き通しているから?

【プロフィール】
高須克弥(たかすかつや):1945年愛知県生まれ。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。大学院在学中から海外へ(イタリアやドイツ)研修に行き、最新の美容外科技術を学ぶ。脂肪吸引手術をはじめ、世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。

昭和大学医学部形成外科学客員教授。医療法人社団福祉会高須病院理事長。高須クリニック院長。人脈は芸能界、財界、政界と多岐にわたり幅広い。金色有功章、紺綬褒章を受章。『ブスの壁』(新潮社、西原理恵子との共著)、『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)、『筋と義理を通せば人生はうまくいく』(宝島社)など。

トピックス

サークル活動に精を出す悠仁さま(2025年4月、茨城県つくば市。撮影/JMPA)
《普通の大学生として過ごす等身大の姿》悠仁さまが筑波大キャンパス生活で選んだ“人気ブランドのシューズ”ロゴ入りでも気にせず着用
週刊ポスト
レッドカーペットを彩った真美子さんのピアス(時事通信)
《価格は6万9300円》真美子さんがレッドカーペットで披露した“個性的なピアス”はLAデザイナーのハンドメイド品! セレクトショップ店員が驚きの声「どこで見つけてくれたのか…」【大谷翔平と手繋ぎ登壇】
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
遠野なぎこさん(享年45)、3度の離婚を経て苦悩していた“パートナー探し”…それでも出会った「“ママ”でいられる存在」
NEWSポストセブン
「参政党パワー」の正体とは(神谷宗幣・代表)
叩かれるほどに支持が伸びる「参政党パワー」 スピリチュアリズム勃興の中で「自分たちは虐げられていると不安を感じる人たちの受け皿に」との指摘
週刊ポスト
レッドカーペットに登壇した大谷夫妻(時事通信フォト)
《産後“ファッション迷子期”を見事クリア》大谷翔平・真美子さん夫妻のレッドカーペットスタイルを専門家激賞「横顔も後ろ姿も流れるように美しいシルエット」【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
女優・遠野なぎこが自宅マンションで亡くなっていることがわかった
遠野なぎこさん死去…「絶縁状態」と言われていた親族が訃報発表に踏み切った事情 知人が明かす「ずっと気にかけていた」本当の関係
NEWSポストセブン
なぜ蓮舫氏は東京から再出馬しなかったのか
蓮舫氏の参院選「比例」出馬の背景に“女の戦い”か 東京選挙区・立民の塩村文夏氏は「お世話になっている。蓮舫さんに返ってきてほしい」
NEWSポストセブン
レッドカーペットに登壇した大谷夫妻(時事通信フォト)
《真美子さんの艶やかな黒髪》レッドカーペット直前にヘアサロンで見せていた「モデルとしての表情」鏡を真剣に見つめて…【大谷翔平と手を繋いで登壇】
NEWSポストセブン
誕生日を迎えた大谷翔平と子連れ観戦する真美子夫人(写真左/AFLO、写真右/時事通信フォト)
《家族の応援が何よりのプレゼント》大谷翔平のバースデー登板を真美子夫人が子連れ観戦、試合後は即帰宅せず球場で家族水入らずの時間を満喫
女性セブン
鉄板焼きデートが目撃されたKing & Princeの永瀬廉、浜辺美波
《永瀬廉と全身黒のリンクコーデデート》浜辺美波、プライベートで見せていた“ダル着私服のギャップ”「2万7500円のジャージ風ジャケット、足元はリカバリーサンダル」
NEWSポストセブン
鉄板焼きデートが目撃されたKing & Princeの永瀬廉、浜辺美波
《タクシーで自宅マンションへ》永瀬廉と浜辺美波“ノーマスク”で見えた信頼感「追いかけたい」「知性を感じたい」…合致する恋愛観
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 石破政権が全国自治体にバラ撒いた2000億円ほか
「週刊ポスト」本日発売! 石破政権が全国自治体にバラ撒いた2000億円ほか
NEWSポストセブン