スポーツ
2016.10.17 07:00 週刊ポスト
箱根絶対王者青学大に迫る東海大の“史上最強の新戦力”

青学大と東海大の選手が一斉に駆け出す
昨年、コアな箱根駅伝ファンの間で話題沸騰となった、ウェブメディア「駅伝ニュース」の面々による“詳しすぎるレポート”が、今シーズンも週刊ポストに帰ってきた! 主宰者である「博士」こと西本武司氏と相棒の「マニアさん」が、全国のレース現場を手弁当で回って得た見どころ情報を一挙公開します。
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私たち「駅伝ニュース」にとっての箱根駅伝は、前年大会の復路ゴール翌日の1月4日から始まる。すでに翌年の箱根が待ちきれない。だから新チームの朝練やレースを見るため、全国の現場に足を運ぶ。
この写真は、今年1月10日の高根沢町ハーフマラソン(栃木県)のスタート場面だ。昨年、当時無名だった青学大・下田裕太(現3年)が、この大会の優勝でブレイク。翌年の箱根で8区区間賞、東京マラソンでは日本人2位に輝いた。
この大会には “青学大の次期主力候補”が大量出走する。だからこそ、私の相棒・マニアさんは「次の下田」を探しに現地へ赴く。今年は箱根復路を当日メンバー変更で外れた池田生成(4年)が学生1着。衝撃は箱根エントリー外の森田歩希(2年)の同2着入りだ。上位10人中、5人を青学大が占め、層の厚さを見せつけた。
一方、青学大とともに、この大会に招待される東海大。今季は王者に迫りうるチームと見ている。高根沢ハーフでは青学勢に後れを取ったが、その約3か月後、東海大には“史上最強の新戦力”が加入した。昨年末の全国高校駅伝のエース区間1区で1~6位に入った選手が揃って入学。6月の日本学生個人選手権(平塚市)5000mでは、關颯人らルーキー軍団が快走し、青学勢を圧倒した。
東海大に逸材が集う理由は両角速・監督にある。佐久長聖高でリオ五輪代表の大迫傑(ナイキ・オレゴン・プロジェクト)らを育て上げた名将に“教え子をみてもらいたい!”と願う全国の高校指導者が有力選手を進学させてきた。
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