で、これを意識した結果、皆さんちょっとおめかししたファッションになるというわけです。
たとえば、普段はショートカットでボーダーのカットソーにクロップドパンツといったフレンチカジュアル系の女性が、その日ばかりはレースをあしらったワンピースだったり。あるいはちょっと光り輝くアクセサリーで女らしさを盛っていたり。
日常、おしゃれして出かける機会なんて、そうそうあるものではないでしょう? でもカラオケって、少なくとも歌っている3分から5分くらいの間は、あなたがその場の主役、ヒロインです。おしゃれして出かけたほうが、ずっと楽しいと思いません?
いつもよりちょっとエレガントな装いで、心の中はリサイタル気分でマイクを握れば、より気分が盛り上がるはずです。
大人になると、心の底から笑ったり、大きな声を出す機会はなくなるものですが、実はこれって最高のストレス解消ではないでしょうか。古き良き時代の歌を歌うことで、失うものなど何もない時代にタイムスリップすれば、リフレッシュすること間違いなし。
だからこそ、「こんなことしたらカッコ悪いかな」などと、体裁を気にしなくてはならない関係のかたとではなく、思いっきり素を出せるお仲間とはじけることをお勧めいたします。
オバさん、万歳!
※女性セブン2016年11月10日号