さとみは、完治からひなみとリカの息子・アフリカが結婚を前提に交際中だと知らされる。娘の交際相手が、かつての夫の恋人の子供ということに葛藤するさとみ。
そんな状況の中、さとみは、25年前に勤めていた幼稚園時代の同僚と久しぶりに食事する。同僚は、サプライズゲストとして当時さとみと交際していた三上健一(50才)を呼んでいた。三上は、医大の同級生・長崎尚子と結婚し、愛媛の病院で働いていた。
交際当時、女性関係にだらしなかった三上の印象が強く残っているさとみは、今も三上が口説いてくるのではないかと疑う。
だが、三上は「不倫なんかしないのが一番だ」と言って、さとみに何も手を出さなかった。そんな三上の態度にホッとする一方で、ガッカリするさとみ。
三上が現在、尚子の浮気で離婚調停中であることを、さとみは完治から告げられる。さとみは、三上に友達として、きちんと接しようと決意する。その気づきをきっかけにさとみは、25年かけ、完治と築き上げた絆を確認し、リカ、そしてリカの息子と向き合う覚悟を決める。
※女性セブン2016年11月24日号