「昔からGACKT(43才)と東方神起が好きで、周りからは“夢見すぎだよ”って言われるけど、彼らみたいな人しか男として見られなかったんです。キスまでした男性はいたの。でもその先に踏み込むことができなくて、それっきり。婦人科検診があるから人間ドックも受けられないし、今からでもなんとかしたい」

 悩んでいるけど自分を安売りしたくないというのは、IT企業に勤務する派遣社員のCさん(42才)。

「胸が小さいと言われたことがあって、女友達同士でお風呂に入るのも苦手なのに、ましてや男性に見られるなんてイヤ、と慎重になっていただけのつもりが…この年齢です。昔は結婚するまで大切になんて言われていたのが、30才を過ぎると友達も“彼氏の話”もふってきてくれない。妄想彼氏のウソをついたこともありました。私、変じゃないですよね? 本当に普通にしていたつもりなのに。

 この前、意を決して婚活サイトに入会したんです。これまで30人くらいに会いました。でもみんな話がつまらなくて、デートの場所も決めてないし、趣味も合わない。高望みしてるわけじゃないけど、やっぱり安売りするのも嫌なんです」

 看護師のDさん(38才)は、むしろそういったことから離れているからこそ、有意義な生活を送れていると話す。

「私は昔から恋愛に興味がない。韓流アイドルのライブを見て、スマホでゲームができればそれで幸せ。親は心配していて、家に帰るとテーブルの上にわざとらしく『ゼクシィ』が置いてある(笑い)。高齢処女とはさすがに思ってないでしょうね。ひとりですることもありますけど、それでいい。リアルなセックスってそんな大切でしょうか? ゲームより面白い? 子供を産む以外に必要だとは思えないんですよね」

※女性セブン2016年12月8日号

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