ファッションプロデューサー植松晃士さんが、女性の老眼鏡について語る! 実は老眼鏡はオシャレアイテムだったそうです。
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皆さま、ご機嫌よう。ここ数年、美術館や博物館巡りが大好きな私。今、大注目なのは、六本木の森アーツセンターギャラリーで開催されている『マリー・アントワネット展』です。
14才でオーストリアからフランスに嫁ぎ、最期は断頭台で散っていったマリーさまの、芳しい香りや悲しげな吐息までが聞こえてきそうな、臨場感あふれるコレクションとなっていました。
私も何百回目かの『ベルばら』を再び読み返し、気分を盛り上げてから、何度か訪れてみるつもり。来年の2月までやっているので、皆さまもぜひ、お出掛けください。
そしてその際には、展示物を充分に堪能するために、大人の眼鏡(老眼鏡ともいいます)をお忘れなく。
私の知人に、明らかに老眼のかたがいるのですが、ご本人はかたくなにそれを否定なさるんです。でも、眉間にしわを寄せながらスマホを操作する姿は、まさにご老人。目が悪くなりはじめたときは、細かな字が読みにくくなるから、メールや読書をするのが面倒になりませんか? これって、人間がものぐさになる危険信号なんですって。
ご本人が不便だと思っているだけならまだいいのですが、無理して老眼鏡をかけない人には、共通点があるんです。それは、何でもかんでもすぐに人に聞くこと。会食の待ち合わせなど、詳細はちゃんとメールやLINEでお知らせしてあるのに、「待ち合わせは何時? 最寄り駅はどこ?」って、すぐに電話をかけてきます。
内心、「私はあなたのヘルパーじゃないんですけど」と思いつつ、もちろん丁寧にご説明します。