芸能

結婚発表のくりぃむ有田 今までにない本気度が仕草に!?

結婚発表は意外に緊張!?

 経営心理コンサルタントの岡村美奈さんが、気になった著名人をピックアップ。記者会見などでの表情や仕草から、その人物の深層心理を推察する「今週の顔」。今回は、番組内で結婚を発表したくりぃむ有田の、心理状態を深読み。

 * * *
 業界一のモテ芸人とまで言われた「くりぃむしちゅー」の有田哲平が、ついに結婚した。お笑い芸人でも、プライベートについて話すのは苦手なのか、電撃発表の場に選んだのはレギュラー番組である日本テレビの『しゃべくり007』だった。

 この番組なら、共演者も番組スタッフも気心は知れているはずだ。喜んで祝福してくれるだろうし、ヘタな突っ込みもなければ、芸能レポーターに以前の噂を蒸し返されることも、不躾な質問が飛んでくることもない。

 有田にとってこのレギュラー番組は自分の土俵であり、いわば守られた安全な場。お相手が一般女性ということもあり、細心の注意を払って、世間やマスコミが知りたがるだろう情報を、必要最低限、提供しよう…この番組での発表は、そんな主旨があったにちがいない。共演者たちも、そこは心得たものだろう。

 そんな安心感が背景にあったとしても、やはり結婚発表は緊張するものらしい。

 出演者7人の誰かが重大発表するというシーン。曲が鳴り、スポットライトがそのうちの誰かを照らし出すという演出に、ワクワク感が高められていく。と思いきや、それが誰なのかを、なんと有田自身の仕草がバラしてしまったのだ。

 いつもなら「くりぃむしちゅー」の上田を中心に、7人は弧を描くようにきれいに立っている。だがこの日、その曲線を乱すようにボコッと一人、有田だけが、後ろに下がって立っていた。一歩引いて立っていたのは、緊張だけでなく、いつもより自分のスタンスに慎重になり、番組や共演者に気を使っていたためだろう。

 スポットライトが回り出すが、他の6人の表情は何も変わらない。だけど、有田だけがキュッと口元を引き締めた。そして、そのまま真一文字にしっかと口を結ぶと、唇をすっかり隠してしまった。強いストレスを感じているというサインを示したのは、彼だけだ。

 再び、スポットライトが回った時も同じだ。共演者たちが、カメラに合わせて視線を横に送ったり、前を見たりする中、今度も有田だけが、ほんのわずかに肩をすぼめ、目線を斜め下に落としたのだ。あ~恥ずかしい…、とでも言いたげに。だが彼の手は、そんな素の感情が漏れ出すのはまずいとばかりに、身体の前でしっかりと組まれていた。

「入籍しました」と真顔で発表すると、照れを隠そうと大げさに笑って見せ、共演者からの祝福にはにかんだ顔で頭を下げた。「週刊誌上では結婚することになっているので楽しみ」と、ローラとの熱愛の噂の際に顔を上げて余裕しゃくしゃく、お笑いらしくユーモアたっぷりにキレのいい答えを返していた時とは、まるで違う。

関連キーワード

関連記事

トピックス

万博で身につけた”天然うるし珠イヤリング“(2025年8月23日、撮影/JMPA)
《“佳子さま売れ”のなぜ?》2990円ニット、5500円イヤリング…プチプラで華やかに見せるファッションリーダーぶり
NEWSポストセブン
次の首相の後任はどうなるのか(時事通信フォト)
《自民党総裁有力候補に党内から不安》高市早苗氏は「右過ぎて参政党と連立なんてことも言い出しかねない」、小泉進次郎氏は「中身の薄さはいかんともしがたい」の評
NEWSポストセブン
阪神の中野拓夢(時事通信フォト)
《阪神優勝の立役者》選手会長・中野拓夢を献身的に支える“3歳年上のインスタグラマー妻”が貫く「徹底した配慮」
NEWSポストセブン
9年の濃厚な女優人生を駆け抜けた夏目雅子さん(撮影/田川清美)
《没後40年・夏目雅子さんを偲ぶ》永遠の「原石」として記憶に刻まれた女優 『瀬戸内少年野球団』での天真爛漫さは「技巧では決して表現できない境地」
週刊ポスト
朝比ライオさん
《マルチ2世家族の壮絶な実態》「母は姉の制服を切り刻み…」「包丁を手に『アンタを殺して私も死ぬ』と」京大合格も就職も母の“アップへの成果報告”に利用された
NEWSポストセブン
チームには多くの不安材料が
《大谷翔平のポストシーズンに不安材料》ドジャースで深刻な「セットアッパー&クローザー不足」、大谷をクローザーで起用するプランもあるか
週刊ポスト
ブリトニー・スピアーズ(時事通信フォト)
《ブリトニー・スピアーズの現在》“スケ感がスゴい”レオタード姿を公開…腰をくねらせ胸元をさすって踊る様子に「誰か助けてあげられないか?」とファンが心配 
NEWSポストセブン
政権の命運を握る存在に(時事通信フォト)
《岸田文雄・前首相の奸計》「加藤の乱」から学んだ倒閣運動 石破降ろしの汚れ役は旧安倍派や麻生派にやらせ、自らはキャスティングボートを握った
週刊ポスト
2013年に結婚した北島康介と音楽ユニット「girl next door」の千紗
《不倫報道で沈黙続ける北島康介》元ボーカル妻が過ごす「いつも通りの日常」SNSで垣間見えた“現在の夫婦関係”
NEWSポストセブン
秋篠宮家の長男・悠仁さまの成年式が行われた(2025年9月6日、写真/宮内庁提供)
《凜々しきお姿》成年式に臨まれた悠仁さま 筑波大では「やどかり祭」でご友人とベビーカステラを販売、自転車で構内を移動する充実したキャンパスライフ
NEWSポストセブン
自身のYouTubeで新居のルームツアー動画を公開した板野友美(YouTubeより)
《超高級バッグ90個ズラリ!》板野友美「家賃110万円マンション」「エルメス、シャネル」超絶な財力の源泉となった“経営するブランドのパワー” 専門家は「20~30代の支持」と指摘
NEWSポストセブン
志村けんさんが語っていた旅館への想い
《5年間空き家だった志村けんさんの豪邸が更地に》大手不動産会社に売却された土地の今後…実兄は「遺品は愛用していた帽子を持って帰っただけ」
NEWSポストセブン