●マイナー駅伝にメジャー選手が出場!

 1月29日の町田武相駅伝には、寮が地元の青学大からほぼ全選手が出場する。アップダウンの激しい難コースを本気で走る姿を収めようと、一眼レフを下げた駅伝女子が集結する大会だ。

 また、同じ日には埼玉・秩父地方の飯能市で行なわれる「奥むさし駅伝」もある。中央大、帝京大、法政大など伝統校の選手が出場。東海大からは鬼塚翔太、館澤亨次、阪口竜平ら主力がエントリー。2017年の箱根の登録メンバー16人から外れた羽生拓矢の姿も見られる予定だ。

 実は2015年の都大路1区で牽制しあった先頭集団の中、關に「前に出ろ」とけしかけ、レースを動かしたのは羽生だ。勝ち気な選手だから、メンバー漏れにめげず前を向いているに違いない。実力者揃いの東海大スーパールーキーの中でも一番のカリスマ性を持つのは羽生である。駅伝男・羽生の活躍に期待だ。

●箱根選手が海外で活躍!

 3月19日のニューヨークシティーハーフマラソンには、昨年11月の上尾シティハーフで学生1位の早稲田大・武田凛太郎(4年)と、2位の山学大・上田健太(3年)が招待される。

 一方、東海大の關颯人と阪口は、公益財団法人安藤スポーツ・食文化振興財団(理事長=安藤宏基・日清食品HD社長)が支援する「グローバルチャレンジプロジェクト」の一環で、2月からの約2か月間、米オレゴン大に短期留学する。

 オレゴンは關の佐久長聖高校の先輩、オリンピアン・大迫傑(現・ナイキ・オレゴン・プロジェクト)の拠点でもある。帰国後、關がNIKEのシューズを履き始めたら、「何かあったな」と静かに察したいところだ。

※週刊ポスト2017年1月13・20日号

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