そのため、松方さんの容体はかんばしくない状況が続いていた。
「体を自由に動かすことが難しくなり、自力でベッドから起き上がることができない状態なので、秋頃から移動はすべて車椅子です。調子のいい悪いはありますが、この年末年始はほとんど言葉も出なくなっていました。意識も混濁することが多くなり、病室を見舞った人の顔を見ても誰だかわからないような状態だったそうです。容体は一進一退。一時的に危険な状態に陥ることもあったようです」(別の松方の知人)
昨年春の入院当初は、大学病院のVIP個室にいたという松方さんだが、いつ仕事に復帰できるのかもわからない中で、経済的にも厳しい状況に追い込まれていたという。
「昨年の秋頃には個室ではあるが、かなり狭い部屋に移ったそうです」(前出・病院関係者)
病室では25年間、松方と暮らしている事実婚の女性が毎日、朝から晩まで寄り添っていた。
松方さんのマグロの最高記録は361kg。もう一度、大海原で釣り竿をしならせ、大物を釣り上げる松方さんの姿が見たかった。
※女性セブン2017年1月26日号