芸能

好楽「南千住のホテル熱愛なんてスクープ提供しちゃいます」

かつては「破天荒キャラ」だった三遊亭好楽(「笑点」HPより)

 日本テレビの看板長寿番組『笑点』はますます絶好調。放送開始50周年の昨年は司会交代に新メンバーの加入、三遊亭円楽(66)のラブホ不倫騒動など、様々な話題をさらった。

 さて、2017年は笑点メンバーにとってさらなる飛躍の年となりますかどうか。正月早々、本誌は「あの師匠」にアポなしインタビューを敢行した。

『笑点』ではすっかり“つまらないキャラ”で定着している三遊亭好楽(70)。だが、実はかつて“破天荒キャラ”で鳴らしていた。

 前座時代から毎日1升の酒を飲む大酒豪で、失敗談は枚挙に暇がない。師匠の着物を無断で借りて飲みに行ったスナックでケンカして血まみれで帰ってきたり、当時の好楽の月収の5倍以上の“ツケ”を勝手に師匠に回すなど、師匠を怒らせたことは数知れず。これまでに23度も破門されている。

 初席に出演する好楽を訪ねると楽屋に通してくれた。そして、いつもの粘着質なスマイルで「待ってました!」とばかりに話し始めた。

「フッフッフッ。そうなんです。これまで破天荒な自分をあえて抑えてきました。でも今年は心機一転、ポストさんに撮ってもらうために『南千住のホテルでの熱愛』なんてスクープを提供しちゃいますよ~」

 ……、しまった。記者は愛想笑いするタイミングすら逃してしまった。このつまらなさ、テレビ以上である。記者のあ然とした表情を見てムッとした好楽がいう。

「アタシはね、しゃべらないほうが面白いの! 年末のバラエティー番組でおせちを食べたんだけど、司会の羽鳥(慎一)アナが笑点メンバー全員に『食べた感想は』と振ってきた。みんな、それぞれ面白くコメントしてたけど、アタシは何もいわずに黙々と旨いおせちを食べ続けてたの。

 それを見ていたプロデューサーが『何もしていない好楽さんが一番面白いです』って大爆笑。無理して面白いことをいう必要はない。自然体が一番」

 う~ん、スベリの上塗りである。山田くん、座布団1枚持ってって!

※週刊ポスト2017年1月27日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

不倫が報じられた錦織圭、妻の観月あこ(Instagramより)
《錦織圭・モデル女性と不倫疑惑報道》反対を押し切って結婚した妻・観月あことの“最近の関係” 錦織は「産んでくれたお母さんに優しく接することを心がけましょう」発言も
NEWSポストセブン
殺人容疑にかけられている齋藤純容疑者。新たにわかった”猟奇的”犯行動機とは──(写真右:時事通信フォト)
〈何となくみんなに会うのが嫌だった〉頭蓋骨殺人・齋藤純容疑者の知られざる素顔と“おじいちゃんっ子だった”容疑者の祖父へ直撃取材「ああ、そのことですか……」
NEWSポストセブン
不倫が報じられた錦織圭(AFP時事)
《美女モデルと不倫》妻・観月あこに「ブラックカード」を渡していた錦織圭が見せた“倹約不倫デート”「3000円のユニクロスウェットを着て駅前チェーン喫茶店で逢瀬」
NEWSポストセブン
お疲れのご様子の雅子さま(2025年、沖縄県那覇市。撮影/JMPA) 
雅子さまにささやかれる体調不安、沖縄訪問時にもお疲れの様子 愛子さまが“異変”を察知し、とっさに助け舟を出される場面も
女性セブン
新キャストとして登場して存在感を放つ妻夫木聡(時事通信フォト)
『あんぱん』で朝ドラ初出演・妻夫木聡は今田美桜の“兄貴分” 宝くじCMから始まった絆、プライベートで食事も
週刊ポスト
不倫が報じられた錦織圭、妻の元モデル・観月あこ(時事通信フォト/Instagramより)
《結婚写真を残しながら》錦織圭の不倫報道、猛反対された元モデル妻「観月あこ」との“苦難の6年交際”
NEWSポストセブン
永野芽郁のマネージャーが電撃退社していた
《永野芽郁に新展開》二人三脚の“イケメンマネージャー”が不倫疑惑騒動のなかで退所していた…ショックの永野は「海外でリフレッシュ」も“犯人探し”に着手
NEWSポストセブン
“親友”との断絶が報じられた浅田真央(2019年)
《村上佳菜子と“断絶”報道》「親友といえど“損切り”した」と関係者…浅田真央がアイスショー『BEYOND』にかけた“熱い思い”と“過酷な舞台裏”
NEWSポストセブン
「松井監督」が意外なほど早く実現する可能性が浮上
【長嶋茂雄さんとの約束が果たされる日】「巨人・松井秀喜監督」早期実現の可能性 渡邉恒雄氏逝去、背番号55が空席…整いつつある状況
週刊ポスト
2人の間にはあるトラブルが起きていた
《浅田真央と村上佳菜子が断絶状態か》「ここまで色んな事があった」「人の悪口なんて絶対言わない」恒例の“誕生日ツーショット”が消えた日…インスタに残された意味深投稿
NEWSポストセブン
ブラジルへの公式訪問を終えた佳子さま(時事通信フォト)
《ブラジルでは“暗黙の了解”が通じず…》佳子さまの“ブルーの個性派バッグ3690レアル”をご使用、現地ブランドがSNSで嬉々として連続発信
NEWSポストセブン
告発文に掲載されていたBさんの写真。はだけた胸元には社員証がはっきりと写っていた
「深夜に観光名所で露出…」地方メディアを揺るがす「幹部のわいせつ告発文」騒動、当事者はすでに退職 直撃に明かした“事情”
NEWSポストセブン