ビジネス

カルビーがヘッドハンティングしたカピバラ 任期は3月まで

母娘で一流企業の契約社員!

 昨年4月、ポテトチップスで人気のカルビーに、2匹の新入社員が入社した。なんと母娘で同時入社という異例の事態、しかも彼女たちは…。

「カピバラの“のり&ソルト”です! 母娘なかよく『ポテトチップスのりしお』のPR活動に励んでいます!!」と、元気に自己紹介をしてくれたのは娘の、のりちゃん。

「どうも、母のソルトです。私が一昨年の11月に6頭の赤ちゃんを産んだとき、その中の1頭に“のり”と名付けたのが、はじまりで…、いえ、ねらったわけじゃなくてたまたまなんですよ、ホントに」

 ソルト出産のニュースをカルビー社員の1人が目にし、PR担当としてヘッドハンティング。入社式では社長、会長から激励を受け、宇都宮にあるじゃがいもの契約農場を視察したり、栃木県知事を表敬訪問したりと、大忙し。

「東京駅でのイベントでは、たくさんのファンのかたに囲まれて、スター気分だったわ」
「ふふ、ママはちょっと緊張してたわよね」
「そりゃそうよ、普段は自然がいっぱいの那須高原で暮らしているんだから、都会に出ただけで目がまわりそうだったわ」

 契約社員だという彼女たちの任期はこの3月まで。

「なごり惜しいけど、任期終了まで全力でポテトチップスをアピールするわね!!」

【プロフィール】
名前:のり♀、ソルト♀
年齢:1歳(のり)、5歳(ソルト)
種類:カピバラ
勤務先:カルビー株式会社
職種:マーケティング本部コミュニケーション部広告宣伝課のりしおPR担当
主な仕事内容:人気商品「ポテトチップス のりしお」をもっと好きになってもらうため、さまざまなPR活動を行っている。
お給料:カルビーから1年分の食料(野菜)を提供。
好きなこと:野菜をモグモグして、口の中いっぱいに野菜のエキスが広がるさまを堪能すること。
嫌いなこと:突然の大きな音や動きに動揺しがち。
現在の悩み:人気が急上昇しているため、大手芸能事務所からスカウトがかからないか心配。那須が大好きだから、この田舎暮らし生活を捨てたくない!
将来の夢:もっともっと有名になって、自分たち専用の素敵な露天風呂で悠々自適な生活をしたいけど、ダメかしら?

撮影/山口規子

※女性セブン2017年2月2日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

雅子さまが三重県をご訪問(共同通信社)
《お洒落とは》フェラガモ歴30年の雅子さま、三重県ご訪問でお持ちの愛用バッグに込められた“美学” 愛子さまにも受け継がれる「サステナブルの心」
NEWSポストセブン
大相撲九州場所
九州場所「17年連続15日皆勤」の溜席の博多美人はなぜ通い続けられるのか 身支度は大変だが「江戸時代にタイムトリップしているような気持ちになれる」と語る
NEWSポストセブン
一般女性との不倫が報じられた中村芝翫
《芝翫と愛人の半同棲にモヤモヤ》中村橋之助、婚約発表のウラで周囲に相談していた「父の不倫状況」…関係者が明かした「現在」とは
NEWSポストセブン
山本由伸選手とモデルのNiki(共同通信/Instagramより)
《噂のパートナーNiki》この1年で変化していた山本由伸との“関係性”「今年は球場で彼女の姿を見なかった」プライバシー警戒を強めるきっかけになった出来事
NEWSポストセブン
送検のため奈良西署を出る山上徹也容疑者(写真/時事通信フォト)
「とにかく献金しなければと…」「ここに安倍首相が来ているかも」山上徹也被告の母親の証言に見られた“統一教会の色濃い影響”、本人は「時折、眉間にシワを寄せて…」【安倍元首相銃撃事件・公判】
NEWSポストセブン
マレーシアのマルチタレント「Namewee(ネームウィー)」(時事通信フォト)
人気ラッパー・ネームウィーが“ナースの女神”殺人事件関与疑惑で当局が拘束、過去には日本人セクシー女優との過激MVも制作《エクスタシー所持で逮捕も》
NEWSポストセブン
デコピンを抱えて試合を観戦する真美子さん(時事通信フォト)
《真美子さんが“晴れ舞台”に選んだハイブラワンピ》大谷翔平、MVP受賞を見届けた“TPOわきまえファッション”【デコピンコーデが話題】
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組・司忍組長2月引退》“竹内七代目”誕生の分岐点は「司組長の誕生日」か 抗争終結宣言後も飛び交う「情報戦」 
NEWSポストセブン
部下と“ホテル密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(時事通信フォト/目撃者提供)
《前橋・小川市長が出直し選挙での「出馬」を明言》「ベッドは使ってはいないですけど…」「これは許していただきたい」市長が市民対話会で釈明、市議らは辞職を勧告も 
NEWSポストセブン
活動を再開する河下楽
《独占告白》元関西ジュニア・河下楽、アルバイト掛け持ち生活のなか活動再開へ…退所きっかけとなった騒動については「本当に申し訳ないです」
NEWSポストセブン
ハワイ別荘の裁判が長期化している
《MVP受賞のウラで》大谷翔平、ハワイ別荘泥沼訴訟は長期化か…“真美子さんの誕生日直前に審問”が決定、大谷側は「カウンター訴訟」可能性を明記
NEWSポストセブン
11月1日、学習院大学の学園祭に足を運ばれた愛子さま(時事通信フォト)
《ひっきりなしにイケメンたちが》愛子さま、スマホとパンフを手にテンション爆アゲ…母校の学祭で“メンズアイドル”のパフォーマンスをご観覧
NEWSポストセブン