芸能

松本伊代と早見優の線路内写真 元アイドルゆえの意識も?

かつてのアイドル撮影術の影響も?

 何気ない写真の公表が大事になってしまった。松本伊代が、1月14日付のブログで早見優とともにテレビ番組のロケで訪れた京都市内で、JR山陰線の線路内でのツーショット写真を掲載(現在は削除済み)。この投稿に批判の声が殺到し、ネットで炎上。無許可で立ち入ったとして、京都府警右京署は2月10日、2人を鉄道営業法違反の疑いで書類送検した。

 松本は11日、「軽率な行動をとってしまった」と涙ながらに謝罪。早見も12日に会見を開き、「私の軽率な行動により、ご迷惑おかけしたことを深く反省しております」と謝罪した。そもそも彼女たちがツーショット写真を撮影した場所はどんなところだったのか。この付近を観光したことがあるという女性が話す。

「ちょうど彼女たちが撮影した場所の踏切を渡ったことがありますが、線路の横は緑に囲まれ、奥にはトンネルが見えて、線路がどこまでも続いているかのような奥行きもあり、すごく情緒溢れる場所。私は普段、写メなんてほとんど撮らないのですが、あまりに綺麗だったので、カメラを向けてしまいました。だから、お二人の気持ちはよくわかりますよ。さすがに線路内には入らなかったですが……」

 今回、2人はなぜこのような行為に及んでしまったのか。芸能記者はこう分析する。

「1980年代ぐらいまで、アイドルの撮影はゲリラ的に行なわれていたことが大きく影響していると思います。当時は許可取りもそんなにうるさくなかったですから、公道や近くの公園など、ありとあらゆる場所で勝手に撮っていました。芸能誌などでは、今回問題になったような線路の上に乗っている写真もよく見かけましたね。

 2人はおそらくその頃のノリが残っていて、『線路懐かしいな~。昔よく撮影したなあ』なんて何気ない気持ちで、マネージャーに写真を撮ってもらい、ブログにアップしたのではないでしょうか」

 松本も早見も、1980年代にトップアイドルとして芸能界に身をおいていたため、その頃の撮影体験が、無意識のうちに影響を与えていたのかもしれない。松本自身、無断で線路内に入ったことについて「(罪になるとは)一切思わなかったです」と語っている。

 1980年代のアイドル誌や写真集を見ると、今では考えられないような場所で撮影された写真も沢山掲載されている。その1つに線路内での写真が、定番とは言わないまでも存在していたのは事実だ。

「たしかに、許可がいらなかったり、自由に撮影したりしたからこそ、当時の芸能界が盛り上がった側面はあるでしょう。とはいえ、そこで自由にやり過ぎた反動で、いろんな規則が出来て現在に至っているわけです。やはり許されることではないでしょう」(同前)

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