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老化防止にもなる雑穀 入れる種類多い方が相乗効果高まる

毎日の食生活に雑穀を気軽に取り入れるコツ

 白米よりも低カロリー。食物繊維が豊富なのはもちろんのこと、細胞の酸化を抑えるポリフェノールもたっぷりで老化防止効果も! 食べてみたいけれど、扱い方がわからない…という人が多い雑穀。毎日の食生活に気軽に取り入れるコツを、管理栄養士の柴田真希さんに教えてもらった。

 雑穀はどのように保管するのがいいのか。柴田さんは言う。

「白米と同じように高温多湿を避け、冷暗所での保管がオススメ。一番よいのは冷蔵庫。瓶に入れて保存するならば、お菓子などに付いている酸化防止剤を一緒に入れておくとよいでしょう。賞味期限は約1年ですが、新鮮なほどおいしいため、なるべく早めに食べきりましょう」(柴田さん・以下「」内同)

 加える雑穀は種類が多いほど効果があるという。

「1種類だけでも健康効果はありますが、雑穀の種類が増えると相乗効果は高まります。改善したい症状に合わせてブレンドしたり、食べ比べて、炊きあがりの色や食感、味などで、好みのものを選んでも。初心者は、多種類の雑穀がブレンドされている市販のものから始めてもいいでしょう」

 ふだんの料理にうまく取り入れるのは次のような方法がある。

「健康のためには継続することが大切なので、毎日のご飯に入れて炊くのがいちばん。ご飯で食べるのが苦手な人は、ひえ・あわ・きびなど小粒の雑穀ならそのままシチューやスープなどの汁物に調理段階から入れるだけ。大麦・はと麦・高きびなど火が通りにくい大きめの雑穀は、下ゆでしてからサラダの具材にしたり、肉の代用として使っても」

 残った雑穀ご飯の保存方法を、柴田さんが教えてくれた。

「炊いた雑穀ご飯や、下ゆでした雑穀が残ったら、白米同様に冷凍保存をするのがオススメ。そのままレンジなどで加熱して食べてもいいですし、アレンジして炒飯に入れたり、サラダなどに振りかけると、おいしく食べられますよ」

※女性セブン2017年3月2日号

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