「下の階の人からクレームがきたから(笑い)。安普請じゃなくてちゃんと立派なマンションなのに。管理人さんに主人は言われたらしいんですけど“そんな…だってウチ新婚なんですよ!”とか言って。(その言葉を聞いて)“わぁ、素敵!”とか思って」
スタジオは大爆笑。この他にも、お風呂に入っていると旦那が裸を見にドアを開けてくる、LINEの最後には必ず「愛してる」、キスとハグを欠かさない…など、絵に描いたようにラブラブな生活をあけすけに話した。
しかし、高橋のように性生活が充実した夫婦は少ない。日本性教育協会の調査(2012年)によると、セックスレスだと答えた50代既婚女性は75%。2000年は41%で、倍近くに伸びている。
一方で、“家の外”でセックスを楽しむ主婦が増加。「配偶者以外の異性と親密なつきあいがある」と答えた50代女性は2000年には4%だったが、2016年は16%に増えている。夫婦問題研究家の岡野あつこさんが語る。
「セックスレス夫婦は増えていますが、女性が内に秘めているセックスへの願望は、強くなっていると感じます。高橋さんの発言もそうですが、昔よりセックスをオープンに話せる時代になったことで、刺激を受けた女性が多いのではないでしょうか。今の50代は、体力的にも若いし、いつまでも女性として魅力的で若々しくいたいという思いも強い。晩婚や中年の再婚も増えていますし、閉経後は妊娠の可能性がないから、よりセックスに開放的になるんです。最後にひと花咲かせたい!って」
まさに重なる高橋は最後、夫に感謝の言葉を送った。
「一生ふたりで生きていきたいです。フフフ! 照れちゃうね! 愛しています」
※女性セブン2017年3月16日号