ときにコメンテーター陣の意見がぶつかり、スタジオ狭し! といわんばかりに空中を議論が飛び交い、収拾がつかなくなることも。しかし、これぞ白熱ライブなのだと納得したり、困惑したりの日々でもある。気づけば、ついつい私も参戦してたりして…えっ!?  こんなに熱くなる自分がいるんだ…と発見したり。穏やかこそ美徳と目指してきたけれど、大人が真剣に言い争う姿はそう悪くはないなと、ここ何年か思う。

 大人だって汗かいてガムシャラに生きてんだ!みたいなかっこ悪さが、実にかっこいいのだ。時に、誰もが激論して誰もが誰の話も聞いていないこともある。ちょっと待ってください! キャラ渋滞してますから(笑い)と言いたくなる。

 そんな中、先日コメンテーターの女性陣のみで女子会なんぞ開いてみた。番組は曜日ごとにコメンテーターが替わるので、「今度ランチ行きましょ!」「何曜日のあのかた素敵ね~」などの会話が毎週繰り返されるようになった。気づけば月曜日から金曜日と毎日通う私は、ほとんどの女性とこのような、にわか約束状態。

 いけない! 口約束になってしまう…。そうだ、ならば一堂に会そう! とお一人お一人お声がけしてみた。すると、まぁ、皆さんの出欠レスポンスの早いこと早いこと。1時間以内くらいで皆さんから返信がきた。

 このスピードなのだ! このスピードこそ彼女たちの生きるエネルギーの濃度に比例している。そんなこんなで個性派女性13人が集結。だったが…さぁ、現実問題、大人数入れる店って何処!?  居酒屋さんかファミレス? と頭は直結するが、もう一声!! と宝塚で培った幹事精神が私を責める。…何だか急に問題が言い出しっぺの私に押し寄せて来た。
(次回につづく)

撮影/渡辺達生

※女性セブン2017年3月23日号

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