◆「抑えが不安」と思ってました、ごめんなさい!
一昨年の国際大会・プレミア12での松井裕樹(21)のリリーフ失敗の印象が強く、「抑えが不安」と報じたメディアは少なくなかった。
「それが、大会が始まったら牧田和久(32)がきっちり火消しして全勝での決勝ラウンド進出に貢献。国際試合ではストレートに強い海外の強打者に対し、“サブマリン”の牧田が有効だと考えた小久保監督の判断が当たった」(同前)
◆小久保監督、とにかく、ごめんなさい!
大谷やMLB選手の不出場、強化試合の惨敗などのたびに酷評されてきた小久保監督だが、大会が始まると2次ラウンドのキューバ戦では絶好調だった小林に代打・内川聖一(34)を送って勝ち越し点をあげるなど勝ち試合で采配が冴えた。
結果が出なければ批判されるのは代表チームである以上当然のことだが、頑張りを正当に評価することも必要だろう。
大会前は全然盛り上がらないだろうと思っていました。侍ジャパンの皆さん、すみませんでした!
※週刊ポスト2017年4月7日号