構想に6年を費やしたという今作は、脇を固めるスタッフも超豪華。アメリカの人気オーケストラをバックに従え、グラミー賞で多数の受賞歴を持つ編曲者にアレンジを依頼。さらにはジャケットを人気ジャズ漫画の作家が書き下ろすなど、一切抜かりはない。
5月12日には、米名門のジャズレーベルからもリリースされる。聖子にとっては四度目となるアメリカでの新曲発売。55才となった今でも現役の歌手として新しい道に挑戦する聖子の姿を、音楽評論家の富澤一誠さんは次のように解説する。
「聖子さんはアイドルで天下を取りましたし、今でも人気がある。敷居の高いジャズやアメリカ進出といった苦労をする必要はないんですよ。
でも、これまでも聖子さんは自身で作詞作曲に挑戦してミリオンセラーのヒットを飛ばすなど、努力を重ねて我が道を貫いてきた。
いくつになっても意欲的にチャレンジする聖子さんの生き方が、同年代のファンにもいい刺激を与えるのでしょうね」
※女性セブン2017年4月27日号