「人の印象は出会って3~5秒で決まる」――アメリカの心理学者アルバート・メラビアン氏が提唱した法則だ。これは、パートなどの面接でも当てはまるようだ。
「面接の部屋に入ってきた瞬間、明るいなという人はその後も、話が弾む。逆に表情が暗かったり硬い人は、マイナスイメージが最後まで変わらず、不採用にすることが多い」(ある小売店の採用担当者)
だからこそ、これから新しいパートを見つけようと思っている人は、面接のために対策が必要だ。
「若々しく魅力的な表情を作るには、“目と頬の位置”がポイント」と言うのは顔ヨガ講師の間々田佳子さんだ。
「目力が弱く、頬が垂れ、ほうれい線がクッキリ刻まれた顔には、覇気が感じられません。実年齢よりも老けて見えます。一方、目がパッチリと開き、頬がキュッと引き上がった顔は、若々しくエネルギッシュな印象に見えます」
目と頬に有効な顔ヨガは、まぶたや目の奥にある“目を開く筋肉”を鍛える「仮面プッシュ」と、口角の筋肉で頬を押し上げて頬の位置を上げる「口角スマイル」だ。口角スマイルだけなら1回10秒、3セットで30秒でできる。
「筋肉を鍛えれば、パッチリ目も上がった頬も表情筋に形状記憶されます。即効性もあるので、面接の直前には必ず行いましょう」(間々田さん)
◆仮面プッシュのやり方
【1】親指と人差し指で輪っかを作り、めがねのように目に当てる。人差し指は眉が動かないように固定する。目を閉じる。
【2】目をグッと開く。眉が動かないように。
抜群の第一印象で“桜咲く”のは間違いない!
※女性セブン2017年4月27日号