国内

マッチングアプリ使う女性 ロマンス依存の懸念も

利用者数を伸ばし続けるマッチングアプリ

 今や恋愛・婚活においてマッチングアプリを利用する人も珍しくはなくなった。カップル専用コミュニケーションアプリ「Couples」を展開するエウレカが手がけるマッチングアプリサービス「Pairs」は、昨年内で累計会員数500万人を突破。またスワイプするだけで手軽に相手を見つけられるとして人気のアプリ「Tinder」は、今年3月、ブラウザー向けアプリ「Tinder Online」をリリース 。アプリ内では日々気軽に男女の出会いが繰り広げられているが、その実態とはいかなるものなのか。

 マッチングアプリは、従来の “出会い系サイト”と本質的には変わらない。大きく異なるのは、大手人材サービスやIT企業大手が運営元であるという「安心感」が作用することで、後ろめたさが払拭されていることだろう。具体的には、「サクラなし」「月額制課金制」「Facebook連携」「年齢認証」「プロフィール審査」といった形として機能しており、支持を得てきた。

 現在、マッチングアプリは「友達作り」「恋活」「婚活」と目的別に大別でき、ライトなものから本気なものまで幅広いニーズに対応している。システム面を見ると、プロフィール写真から相手を「あり」か「なし」で振り分け、男女お互いに「あり」ならマッチング。もしくは、気に入った相手に「いいね」して、それを相手が承認すればマッチングという2タイプが主流となっている。

 アラサーの筆者(男)も出会いを求め、マッチングアプリを約1年にわたって使ってきた。利用したマッチングアプリは以下の6つだ。

【1】おしゃれな人が多い「Pairs」
【2】親しみやすい人が多く、機能もわかりやすい「Omiai」
【3】「Pairs」と「Omiai」のいいとこどりで、有名メンタリスト監修の「with」
【4】基本的に1日1人を紹介、すれ違いでも“いいね”が送れる「マッチアラーム」
【5】男友達からライト恋活を求める20代前半女性が多い「タップル誕生」
【6】外国人が多く登録する「Tinder」

“いいね”してもスルーされたり、「シフトが出たらまた連絡するね」「今、仕事でバタバタしていて……」など、事実上の“デートお断り常套句”のオンパレードを受けたり、果てはメッセージを送った直後、相手に退会されるというトラブルも起こるなど悪戦苦闘の連続。しかしプロフィールや写真、メッセージを工夫するなどして、実際に会うことができた女性たちとのやり取りは、次ようなものだった。

関連キーワード

関連記事

トピックス

エンゼルス時代、チームメートとのコミュニケーションのためポーカーに参加していたことも(写真/AFP=時事)
《水原一平容疑者「違法賭博の入り口」だったのか》大谷翔平も参加していたエンゼルス“ベンチ裏ポーカー”の実態 「大谷はビギナーズラックで勝っていた」
週刊ポスト
グラビアから女優までこなすマルチタレントとして一世を風靡した安田美沙子(本人インスタグラム)
《過去に独立トラブルの安田美沙子》前事務所ホームページから「訴訟が係属中」メッセージが3年ぶりに削除されていた【双方を直撃】
NEWSポストセブン
中条きよし氏、トラブルの真相は?(時事通信フォト)
【スクープ全文公開】中条きよし参院議員が“闇金顔負け”の年利60%の高利貸し、出資法違反の重大疑惑 直撃には「貸しましたよ。もちろん」
週刊ポスト
阿部詩は過度に着飾らず、“自分らしさ”を表現する服装が上手との見方も(本人のインスタグラムより)
柔道・阿部詩、メディア露出が増えてファッションへの意識が変化 インスタのフォロワー30万人超えで「モデルでも金」に期待
週刊ポスト
昨秋からはオーストラリアを拠点に練習を重ねてきた池江璃花子(時事通信フォト)
【パリ五輪でのメダル獲得に向けて】池江璃花子、オーストラリア生活を支える相方は元“長友佑都の専属シェフ”
週刊ポスト
店を出て並んで歩く小林(右)と小梅
【支払いは割り勘】小林薫、22才年下妻との仲良しディナー姿 「多く払った方が、家事休みね~」家事と育児は分担
女性セブン
大の里
新三役・大の里を待つ試練 元・嘉風の中村親方独立で懸念される「監視の目がなくなる問題」
NEWSポストセブン
テレビや新聞など、さまざまなメディアが結婚相手・真美子さんに関する特集を行っている
《水原一平ショックを乗り越え》大谷翔平を支える妻・真美子さんのモテすぎ秘話 同級生たちは「寮内の食堂でも熱視線を浴びていた」と証言 人気沸騰にもどかしさも
NEWSポストセブン
「特定抗争指定暴力団」に指定する標章を、山口組総本部に貼る兵庫県警の捜査員。2020年1月(時事通信フォト)
《山口組新報にみる最新ヤクザ事情》「川柳」にみる取り締まり強化への嘆き 政治をネタに「政治家の 使用者責任 何処へと」
NEWSポストセブン
愛子さま
【愛子さま、日赤に就職】想定を大幅に上回る熱心な仕事ぶり ほぼフルタイム出勤で皇室活動と“ダブルワーク”状態
女性セブン
行きつけだった渋谷のクラブと若山容疑者
《那須2遺体》「まっすぐ育ってね」岡田准一からエールも「ハジけた客が多い」渋谷のクラブに首筋タトゥーで出没 元子役俳優が報酬欲しさに死体損壊の転落人生
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 岸田自民「補助金バラ撒きリスト」入手ほか
「週刊ポスト」本日発売! 岸田自民「補助金バラ撒きリスト」入手ほか
NEWSポストセブン