「留学生同士の交流をはかるため、定期的にイベントなどが開かれています。外国の留学生から、“日本のことを知りたい!”とどんどん質問されることもあるので、歴史の知識もしっかり持ってないと“自分の国のことなのに、知らないんだ”って露骨に言われたり。かと思えば“日本人は捕鯨問題をどう考えているの?”って時事的な議論が始まったりします。その分、“私が日本を代表してるんだ”っていう気持ちも芽生えるんですが、大変です」(前出・留学経験者)
佳子さまにとっては、日常生活も高いハードルになる。眞子さまにならって、佳子さまも寮生活を送られることになる。そうなれば、掃除に洗濯、日用品の買い物といった身の回りのことはすべて自分でしなければならない。
「学習院大学時代、アメリカ・ボストンで1か月ほどのホームステイの経験はお持ちですが、本格的に海外で“おひとり”で生活されるのは初めてです。お世話係もいませんし、今のような警備体制も敷かれません。日本国内のように佳子さまのことを一目見て皇族だと認識できる人も少ないので、ふらりと買い物に出かけたり、友人と遊びに行ったりするといった、貴重な『一般人体験』をできる機会でもあります。夜の街に繰り出すといったこともあるかもしれません。
ただ、宮内庁内部では、2007年にイギリス留学中の高円宮承子さま(31才)がディスコでの朝帰りや交際相手との破局、年上男性にナンパされたことや《胸にヤモリの刺青入れたい》と赤裸々にSNSに綴った“事件”がトラウマのように語りつがれている。しっかりとした自己管理が求められます」(宮内庁関係者)
佳子さまなら、この機会を大きなご成長のステップとされることだろう。
※女性セブン2017年5月25日号