国内

「スマホ育児」賛成派と反対派の言い分 激論18本

「スマホ育児」賛成? 反対?

 本誌・セブンズクラブ会員、20~80代の全国396名の男女に「スマホ育児」についてアンケートをとった(実施期間2017年3月30日~4月5日)。その結果、「賛成」は44.9%、「反対」は55.1%と賛否が割れる結果に。

 賛成派と反対派それぞれの意見を見ていこう。

【賛成派の声】

「なにより子供が喜ぶ」(42才・会社員)

「将来、スマホやタブレットを使いこなせる大人になってほしいから、早く慣れさせるのにいい」(40才・主婦)

「かさばるオモチャを減らせる」(33才・主婦)

「自分の時間が確保できる」(36才・家事手伝い)

「便利なツールは有効活用すればいい」(56才・パート)

「レストランなど静かにしてほしい場所では必要。怒って無駄な体力を使いたくない」(47才・主婦)

「孫の集中力が増し、言葉を覚えるのが早くなった」(59才・パート)

「スマホで30分動画を見せただけで“スマホに育児をさせている”となるの? じゃあ、録画した子供番組をテレビで見せるのはOKなの? その線引きがわからない。親がスマホに夢中になり、子供を放置している方が、子供に悪影響があると思う」(40才・会社員)

「“目に悪い”、“脳に悪い”というのは簡単。実際の育児は本当に大変で、スマホ育児を反対する人ほど、電車や飲食店などの公共の場で子供が騒いでいることに目くじら立てる人が多いと思う。子供を静かにさせるひとつの方法としては便利なツールだと思う」(30才・主婦)

【反対派の声】

「幼少期こそ、親とコミュニケーションやスキンシップをとるべき。それを放棄してスマホに頼るなんて子供がかわいそう。文明の利器をはき違えていると思う」(48才・パート)

「子供が本能的に『愛されてない』と感じるのでは」(40才・会社員)

「子供がスマホ依存になっても、親は何も言えなくなるのでは」(43才・主婦)

「育児を“丸投げ”している感じで、親としてどうなのって思う」(47才・パート)

「育児の手抜き」(54才・自営業)

「ママ友の話です。ご主人が子供に幼い頃からユーチューブを見せていたら、子供が勝手に操作するようになり、ひとりで長時間見る習慣がついたそう。そんなある日『ママが2人いるよ~』と…。まだ3才なのに、おそらく目に支障が出たのでしょう」(33才・主婦)

「脳も体も未発達の段階で、後でどんな影響がでるのかわからない。その場しのぎで与えてはならないものだと思う」(44才・自営業)

「子供の認知指数の向上には、『デジタル機器を一切使わない方がいい』という研究結果が発表されており、欧米では育児に使わないのが常識と聞いたけど…」(41才・自営業)

「人の話を聞かない子になりそう」(48才・会社員)

※女性セブン2017年5月25日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

生成AIを用いた佳子さまの動画が拡散されている(時事通信フォト)
「佳子さまの水着姿」「佳子さまダンス」…拡散する生成AI“ディープフェイク”に宮内庁は「必要に応じて警察庁を始めとする関係省庁等と対応を行う」
NEWSポストセブン
花田優一が語った福田典子アナへの“熱い愛”
《福田典子アナへの“熱い愛”を直撃》花田優一が語った新恋人との生活と再婚の可能性「お互いのリズムで足並みを揃えながら、寄り添って進んでいこうと思います」
週刊ポスト
麻辣湯を中心とした中国発の飲食チェーン『楊國福』で撮影された動画が物議を醸している(HP/Instagramより)
〈まさかスープに入れてないよね、、、〉人気の麻辣湯店『楊國福』で「厨房の床で牛骨叩き割り」動画が拡散、店舗オーナーが語った実情「当日、料理長がいなくて」
NEWSポストセブン
まだ重要な問題が残されている(中居正広氏/時事通信フォト)
中居正広氏と被害女性Aさんの“事案後のメール”に「フジ幹部B氏」が繰り返し登場する動かぬ証拠 「業務の延長線上」だったのか、残された最後の問題
週刊ポスト
50歳で「アンパンマン」を描き始めたやなせたかし氏(時事通信フォト)
《巨大なアンパンマン経済圏》累計市場規模は約6.6兆円…! スパイダーマンやバットマンより稼ぎ出す背景に「ミュージアム」の存在
NEWSポストセブン
保護者を裏切った森山勇二容疑者
盗撮逮捕教師“リーダー格”森山勇二容疑者在籍の小学校は名古屋市内で有数の「性教育推進校」だった 外部の団体に委託して『思春期セミナー』を開催
週刊ポスト
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《ブログが主な収入源…》女優・遠野なぎこ、レギュラー番組“全滅”で悩んでいた「金銭苦」、1週間前に公表した「診断結果」「薬の処方」
NEWSポストセブン
新宿・歌舞伎町で若者が集う「トー横」
虐待死の事例に「自死」追加で見えてきた“こどもの苛烈な環境” トー横の少女が経験した「父親からの虐待」
NEWSポストセブン
京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”とは(左/YouTubeより、右/時事通信フォト)
《芸舞妓を自宅前までつきまとって動画を回して…》京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”「防犯ブザーを携帯する人も」複数の被害報告
NEWSポストセブン
ホストクラブや風俗店、飲食店のネオン看板がひしめく新宿歌舞伎町(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」のもとにやって来た相談者は「女風」のセラピスト》3か月でホストを諦めた男性に声を掛けた「紫色の靴を履いた男」
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《自宅から遺体見つかる》遠野なぎこ、近隣住民が明かす「部屋からなんとも言えない臭いが…」ヘルパーの訪問がきっかけで発見
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 万引き逮捕の350勝投手が独占懺悔告白ほか
「週刊ポスト」本日発売! 万引き逮捕の350勝投手が独占懺悔告白ほか
NEWSポストセブン