スポーツ

角居勝彦調教師 オークス回避の決断が秋以降に生きる

名調教師がオークスを語る

 東京競馬場の2400メートルで優駿牝馬、オークスが行なわれる。数々の名馬を世に送り出した調教師・角居勝彦氏による週刊ポストでの連載「競馬はもっともっと面白い 感性の法則」から、桜花賞から一気に距離が延びることで、陣営は何を考えるのかについて解説する。

 * * *
 圧倒的1番人気だったソウルスターリングが3着に敗れた今年の桜花賞は、この時期の牝馬の難しさを改めて思い知らされました。

 レーヌミノルは、昨年8月の新馬戦とGIII小倉2歳Sの2勝がともに1200メートル、その後4戦すべて重賞を使ったものの勝っていなかったので8番人気でしたが、ずっと強い相手と戦ってきているし、実はそれほど負けていなかった。根幹がしっかりとした男馬のような馬体で、タフな経験が花開いたのだと思います。競馬は場数を踏めば踏むほど強くなり、そこで崩れてさえいなければ、使いながら体調を上げていく馬もいるということです。

 そういう強い馬が桜花賞で速い流れを経験すると、オークスでも期待できる。東京競馬場の広く長い直線で力を出し切れる。牝馬のこの時期は「距離適性」というより馬の能力が高いので、強い馬は走れてしまうんですね。

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