発作的に胸の痛みや圧迫感などの症状が出る狭心症は早期の診断が重要になるが、医師の年齢によっては誤診に繋がりやすいケースがある。前出の北野医師が指摘する。

「日本人に多いのは心臓の動脈が痙攣を起こす『不安定型狭心症』ですが、朝方に胸が痛くなることが多いので『逆流性食道炎』と間違われやすい。臨床経験に比例するため、若手医師ほど誤診リスクが高くなる」

※週刊ポスト2017年6月9日号

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