タカラトミーの最新『人生ゲームMOVE!』
メガハウスといえば、日本発のボードゲームで1973年より親しまれている『オセロ』も販売している。同社の広報担当者によれば、2017年3月末現在で2490万個が売れている超ロングヒット商品だ。
カードゲームのジャンルでは、トランプに次ぐ定番ゲームとして知られ、発売45周年を超えたいまでも全世界で年間1億枚が売れている『UNO』の人気も不変だ。もともと米国の理髪店主が考案し、様々な遊び方ができるUNO。日本では全国大会まで開かれている。
「昨年の45周年を機にリニューアルし、新しい種類のカードも加わったのですが、遊び方を募集するグローバルコンテストで日本人の案が採用されたんです。今後も世代を超えて遊べるカードゲームとしてますます広がってほしいです」(マテル・インターナショナルのマーケティング担当者)
「シンプルなアナログゲームでも誰もやっていない遊び方さえ発案すれば、息の長い商品にすることができる」(ゲーム業界関係者)といわれる玩具業界。ヒットのキーワードは、バーチャル体験も自由自在な今だからこそ、あえて対面遊びにこだわる“双方向性”といえそうだ。