芸能

今まで2度死に僧侶経験の高須院長「高須克弥は3度死ぬ」

「高須克弥は3度死ぬ」という高須院長の真意は?

 高須克弥さん72才、西原理恵子さん52才、2人合わせて124才。そんな熟年カップルのイチャイチャぶりを赤裸々に描いた西原さんの人気エッセイ漫画『ダーリンは71歳』では、「尿漏れかっちゃん」などと罵られ…。高須さんがこのまま言われっぱなしでなるものか!? と自ら筆をとったスピンオフ本『ダーリンは71歳 高須帝国より愛をこめて』(小学館)が4月に発売され、こちらも大反響。それを記念して、高須さんに色々語ってもらいました。

〈スパイ映画007シリーズに『007は二度死ぬ』というタイトルの作品がある。高須さんは、自身の人生を2度死んだだけでは済まないと話す。〉

 今までぼくは2度死んだんだ。だから、ぼくは3度死ぬことになるよね。ぼくの人生は3期に分けられるんだ。第1期は40年前、事業を拡大させようと必死で働き、税務をスタッフに任せきりにしていたところ、所得税法違反の罪になり、医師免許停止に追い込まれた。

〈前科一犯…医者として働くことに生きがいを感じていた高須さんにとって、死んだも同然だった。それでも日本でダメなら海外へ…不屈の精神で免停の間、海外で施術を行った。その高い技術が評価され、2000年には国際美容外科学会の会長に就任した。これが第2期だという。美容外科の発展に力を尽くした時期だった。しかし、2010年に妻と母と愛犬が同時に他界すると、高須さんはまたもや死んだようになり、出家して僧侶になった。〉

 女っ気も事業欲もなくなって、もうこれまでかと思っていたら、西原が出てきて、現世にまた引き戻されちゃった。

 それで第3期が始まったの。第2期は自分の名誉を回復するために全力投球だった。それが、第3期では、彼女の本のネタにされて、「尿漏れかっちゃん」って恥かいて。どこまでぼくは堕ちていくのか…。

 ぼくはこの世で尊敬を得て、即身仏になろうと思っていたんだから。なかなかね、「尿漏れかっちゃん」が尊敬を得るのは大変よ。だからね、得度しておいて本当によかった。すべてを許して受け入れられる。第1期のかっちゃんだったら、もう許せないですよ。「なめんじゃねぇぞ。このバカ女! 退治してくれるわ!」って(笑い)。

 第3期のモットーは、「楽しく、おもしろく生きること」。何かおもしろいことはないかな、楽しいことはないかなって、それがすべて。おもしろいことだったら、何でもやる。

 もう名誉もいらんし、お金も必要な分だけあればいい。お金を使うことが楽しいだけで、お金儲けはもう全然楽しくない。だから、「お金を何倍にもふくらませるイイ話があります」って言われても、バカじゃないの? って。老後の蓄えを死ぬ間際にやるやつはバカですよ。

 大事なのは今ですからね。

撮影/菅井淳子

※女性セブン2017年6月22日号

関連記事

トピックス

畠山愛理と鈴木誠也(本人のinstagram/時事通信)
《愛妻・畠山愛理がピッタリと隣に》鈴木誠也がファミリーで訪れた“シカゴの牛角” 居合わせた客が驚いた「庶民派ディナー」の様子
NEWSポストセブン
米倉涼子(時事通信フォト)
「何か大変なことが起きているのでは…」米倉涼子、違約金の可能性を承知で自らアンバサダー就任のキャンセルを申し出か…関係者に広がる不安がる声
NEWSポストセブン
ドイツのニュルンベルクで開催されたナチ党大会でのヒトラー。1939年9月1日、ナチ・ドイツがポーランドに侵攻し、第二次世界大戦が勃発した(C)NHK
NHK『映像の世紀』が解き明かした第二次世界大戦の真実 高精細カラー化されたプロパガンダ映像に映る国民の本音、老いて弱りゆく独裁者の姿
週刊ポスト
大阪・関西万博を視察された天皇皇后両陛下(2025年10月6日、撮影/JMPA)
《2回目の万博で魅せた》皇后雅子さまの気品を感じさせるロイヤルブルーコーデ ホワイトと組み合わせて重厚感を軽減
群馬県前橋市の小川晶市長(共同通信社)
「ドデカいタケノコを満面の笑顔で抱えて」「両手に立派な赤ダイコン」前橋・小川晶市長の農産物への“並々ならぬ愛”《父親が農民運動のリーダー》
NEWSポストセブン
萩生田光一元政調会長が幹事長代行へ起用(時事通信フォト)
《SNSで非難轟々》“裏金議員”萩生田光一氏が党執行部入りの背景 永田町関係者が明かす“総裁選での暗闘”と「香水がとてもいい香り」の珍評価
NEWSポストセブン
巨人の阿部慎之助監督(左)とDeNAの三浦大輔監督
セ2位DeNA・三浦監督は勇退で3位巨人・阿部監督は続投でいいのか? 御意見番・広岡達朗氏は「三浦は偉い」「阿部は三浦が辞めた意味すらわかっていないんじゃないか」
週刊ポスト
個別指導塾「スクールIE」の元教室長・石田親一容疑者(共同通信)
《やる気スイッチ講師がわいせつ再逮捕》元同僚が証言、石田親一容疑者が10年前から見せていた“事件の兆候”「お気に入りの女子生徒と連絡先を交換」「担当は女子ばかり」
NEWSポストセブン
滋賀県を訪問された秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年10月7日、撮影/JMPA)
《再販後完売》佳子さま、ブラジルで着用された5万9400円ワンピをお召しに エレガントな絵柄に優しいカラーで”交流”にぴったりな一着
NEWSポストセブン
真美子さんと大谷が“即帰宅”した理由とは
《ベイビーを連れて観戦》「同僚も驚く即帰宅」真美子さんが奥様会の“お祝い写真”に映らなかった理由…大谷翔平が見計らう“愛娘お披露目のタイミング”
NEWSポストセブン
子宮体がんだったことを明かしたタレントの山瀬まみ
《山瀬まみが7ヶ月間のリハビリ生活》休養前に目撃した“スタッフに荷物を手伝われるホッソリ姿”…がん手術後に脳梗塞発症でICUに
NEWSポストセブン
京都を訪問された天皇皇后両陛下(2025年10月4日、撮影/JMPA)
《一枚で雰囲気がガラリ》「目を奪われる」皇后雅子さまの花柄スカーフが話題に 植物園にぴったりの装い
NEWSポストセブン