国内

無実の男性を痴漢にデッチあげた「中国人女性」の行状

騒動で電車も22分遅れた(YouTubeより)

 ほろ酔いのサラリーマンが家路を急ぐ金曜の夜半過ぎ、駅のホームに怒号が響いた。「早く降りろよ」「どんだけ迷惑かけてんだ!」──6月3日、0時10分にJR総武線の平井駅(東京都江戸川区)に到着した津田沼行きの下り列車は、それから20分にわたって停車するトラブルの最中だった。列車の中では、痴漢を疑われた男性が、駆け付けた警察官の任意同行に応じずに居座っていたのだ。

 刻々と迫る終電時間に、事情を知らないホームの乗客たちは、苛立ちを募らせて次々と男性の乗った列車に向けて怒号を浴びせた。やがて、男性は観念し、警察官に囲まれて、連行されていった。「降りろ降りろ!」「さっさと降ろせ!」と怒鳴る客たちに「降りますから」と応える一方、警察官には「やってない」と不満をぶつけながら降りる男性。さらにその一部始終をスマホで撮影する人も続出し、一気にこの騒動はネットで広まった。

 しかしこの騒ぎは、“往生際の悪い奴がいた”──という話ではなかった。

「痴漢を訴えたのは20代の中国人女性でした。目撃者によると、知人とみられる女性らと4人組で乗車していた女性が、男性に痴漢されたと訴えて、ホームの非常ボタンを押して、駅員や警察官もかけつける騒ぎになったようです。

 しかし、そもそもの発端は中国人女性が自分の顔に男性の肘が当たったと言い出し、お互いが揉めているなかで、女性が突然『あなたは痴漢です』と日本語で叫んだことにあると言う目撃者もいる。それがもし事実なら、痴漢行為は本当にあったのだろうかという疑問も湧いてくる。列車内では『降りなくていいよ』と痴漢扱いされた男性を庇う人が多く、男性が『違う』と言っても騒ぎ立てる女性に呆れる声があがっていたようです」(社会部記者)

関連記事

トピックス

一門はどうなるのか(左から香川、團子、猿翁、猿之助、段四郎。2011年撮影/共同通信社)
「市川猿之助」の名跡はどうなる? 市川團子が引き継ぐのが既定路線、襲名までは市川團十郎が後見人か
週刊ポスト
天海祐希(写真左/時事通信フォト)と市川猿之助(写真右)
《番宣キャンセル》天海祐希、滲み出る怒り “猿之助騒動”で映画『緊急取調室』ギリギリの公開判断迫られ「せっかくの絆が…!」瀬戸際の18日間
NEWSポストセブン
市議会で議長をつとめていた父・正道氏と青木容疑者
【長野立てこもり】“議長の父の後援会長”だった第一通報者の告白「政憲は、俺の目の前でブスッて…『殺したいから殺しただけだ』って」「父親は事件を聞いて崩れ落ちた」
NEWSポストセブン
悪評が広がり続けている日本維新の会の梅村みずほ参議院議員(時事通信フォト)
「ハンスト発言」騒動の維新・梅村みずほ議員 3年前に有権者に送っていた謝罪メールの「おかしな日本語」
週刊ポスト
市川猿之助は罪に問われる可能性は?
市川猿之助は罪に問われるのか “心中で生き残ったケース”は情状酌量により起訴されない場合も
週刊ポスト
エンゼルス・ネビン監督は大谷翔平とどんな会話をするのか?(提供:LosAngelesAngels)
【独占レポート】エンゼルス・ネビン監督が明かす大谷翔平の凄み「彼がこなすルーティーンより厳しくできる選手はいない」
週刊ポスト
ラッパー・呂布カルマ
グラドル好きの最強ラッパー呂布カルマ、風吹ケイをプロデュース グラビア撮影直後に語り合った「ぎゅうぎゅうの迫力」
NEWSポストセブン
紀子さま(時事通信フォト)
上皇ご夫妻とあわやニアミス! 紀子さま「隠密行動」の京都路でなぜか「見られなかったもの」
NEWSポストセブン
どうなる山川穂高
【強制性交容疑】山川穂高、書類送検で対応に追われるテレビ局 オフの「WBC特番」源田壮亮が代役か
週刊ポスト
帰宅ラッシュの駅に悲鳴が(六代目山口組の司忍組長/時事通信フォト)
【喫茶店で発砲、血の海に】町田・六代目山口組系組員射殺事件、事件直後の凄惨映像が出回る
NEWSポストセブン
花田虎上の元妻・花田美恵子さん(本人のインスタグラムより)
【激変の今】若乃花の元妻「元花田美恵子さん」激ヤセ、身長も縮み「顔が違う」インスタに驚きの声
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 野球まつり!大谷取材&江夏vs江川対談ほか
「週刊ポスト」本日発売! 野球まつり!大谷取材&江夏vs江川対談ほか
NEWSポストセブン