スポーツ

広岡達朗氏 大田泰示放出は巨人の「恥」である

巨人の惨状に広岡達朗氏が喝を入れる

 42年ぶりに球団史上ワーストとなる連敗記録を更新した読売巨人軍に、かつての常勝時代を知る大物OBが喝を入れる。黄金期を支えた名遊撃手、広岡達朗氏が舌鋒鋭く巨人軍のあるべき姿について語った。

 * * *
 3年ぶりに巨人のOB会総会に出席したが、ダメだね。OB会長は柴田勲だが、「巨人軍とはこうあるべきだと高橋監督に言え」と伝えても「OB会長からは言えません」というんだから。

 OB会長が言わないと巨人の伝統が継承されない。巨人が良くなるため、自分を育ててくれた巨人への恩返しのためにOB会がある。

 OBの助言は監督が取捨選択すればいいんですが、最初から言わないのならば、OB会を開く意味がない。

 今の巨人に決定的に足りないのは、チーム内の競争意識。一体、どのポジションで選手が競争してる? ショートはトンネルしても暴投しても安泰、阿部は腰が痛いからと言ってキャッチャーを辞めても、一塁のポジションがもらえる。セカンドがいないと素行が悪くて外されていた外国人に守らせる……。これじゃ二軍の若手がやる気をなくして当然だ。

 巨人は昔からリーグ優勝をして当たり前の球団。日本一になって初めて正力(松太郎)さんが笑ってくれたもの。だからこそ、ポジションを奪うのは大変だったし、競争があるから成長できるんです。ライバルのケガを祈るくらいの意識がプロには必要。そこが決定的に欠けている。

関連記事

トピックス

羽生結弦
羽生結弦、離婚の真相 元妻にとって「想像とは異なる新婚生活」“アスリート妻”としての役割与えられなかったか
女性セブン
南野陽子
南野陽子、急転の離婚劇 逮捕夫が演じ続けた“いい夫”、金銭問題、暴行、隠し子…トラブル続きだった虚飾の結婚生活
女性セブン
才色兼備な高飛車キャラが懐かしい
西川史子、脳出血再発で入院生活 SNSの更新ストップ、順調に回復もリハビリ続ける
女性セブン
安樂智大(時事通信フォト)
楽天・安樂智大、ナンパでも悪評「嫌がって逃げる女性を執拗につけまわす」「未成年と知っていても飲みに誘う」
女性セブン
死体遺棄の疑いで逮捕された堀容疑者(時事通信フォト)と遺体で見つかった野本さん
《18歳女性遺棄事件》遺体は「十数個の骨片しか発見されていない」 交際相手は「好青年とは言えない」「半年前に消えた」証言
NEWSポストセブン
逮捕された西成署の巡査(時事通信フォト)
《国際ロマンス詐欺で25歳現役女性警察官が逮捕》柔道インターハイ出場“陽キャ”な「ミニスカポリス」の闇堕ち
NEWSポストセブン
神木隆之介と息の合った演技を見せる浜辺美波(Getty Images)
浜辺美波と話題作で共演続く神木隆之介 なぜ「美波ちゃん」から「浜辺」に呼び方を変えたのか
週刊ポスト
「ヤンキー姉」の愛称で知られる志筑杏里(撮影 加藤慶)
【BreakingDownで話題の元アイドル】ヤンキー姉が語る「ストーカーとの半生」 驚きの対策は「月収、自宅、交際遍歴をすべて公開」
NEWSポストセブン
パワハラ疑惑の渦中にいる楽天の安樂(公式HPより)
楽天・安樂、パワハラ疑惑でクビは不可避の状況か 「暴行で解雇」デーブ大久保氏の擁護には呆れる声
NEWSポストセブン
相撲協会の理事選出馬に野心を見せていた宮城野親方だったが…(時事通信フォト)
元横綱・白鵬の宮城野親方、協会理事選不出馬の内幕 “貴の乱”の二の舞いを許さぬ執行部の包囲網、野望は潰えたのか
週刊ポスト
番組を再度欠席した神田正輝
《旅サラダを2週連続で欠席》神田正輝、検査入院拒んでいた背景に「悪いところがあれば自分でわかる」長年の病院嫌い
NEWSポストセブン
向井理演じる諸葛孔明が大活躍する『パリピ孔明』(c)フジテレビ
【実写化成功のカギ】『パリピ孔明』演出が明かす、主演・向井理との意見の一致「ギャグはやらない」【連載・てれびのスキマ「テレビの冒険者たち」】
NEWSポストセブン