同団体はメディアを通じて「われわれはトランプ米大統領と、イヴァンカ・トランプ氏本人、また彼女に関連する会社に対し、われわれの活動家らの擁護と解放を呼びかけている」との声明を発表した。
これに対して、中国共産党機関紙「人民日報」傘下の国際問題紙「環球時報」は記者の取材の結果を発表。工場内は整然としており、従業員は一列に並んで作業に忙しい様子が確認されており、工場関係者は「労働者の宿舎も工場に近く、休憩時間も十分とっている」と話しているとし、同団体の主張を否定している。
これら一連の騒動について、トランプ大統領やイヴァンカさんからは何も反応も出ていないが、イヴァンカさんは現在、会社の経営から身を引いているとはいえ、無給ながらも連邦政府職員という公的な立場にあることから、「自らのブランドをビジネスにしているのは、職員として不適格」との批判は根強い。