平氏に問うと、弁護士を通じて「(金銭トラブルも上申書を作成した事実もないとの)認識は変わりありません」との回答が送られてきた。さらにこう続く。
「上申書なるものは平氏が関与して作成されたものではなく、本人はこのような文書自体を初めて見ました。日付、住所、氏名の手書き部分は本人が記入したものではありません。この上申書は何者かによって偽造されたものであり、平氏としては、文書偽造罪で刑事告訴することを検討します」
捏造された“怪文書”との主張である。下村事務所は文書作成の事実は認めるが、「公表する考えはない」と回答するのみだった。
※週刊ポスト2017年6月30日号