国際情報

世界各国の美女代表が集結 「世界4大ミスコン」の系譜

ミス・ワールドは1951年より開催(ロイター/アフロ)

 女性の美を競うミス・コンテストの歴史は古い。一説には1839年、スコットランドで行なわれた馬上槍試合でのイベントが始まりともいわれる。時が過ぎ、20世紀に入ると世界規模で開催されるようになり、同時に各地で観光PRや特産品の販促企画として数多く誕生している。

 世界4大ミスコンの中でも抜群の知名度を誇るのが、1952年にカリフォルニアのロングビーチで開かれた「ミス・ユニバース」。歴代65人のミスの中で、1959年の児島明子と2007年の森理世の2人の日本人がグランプリを受賞した。1952年より開催。外面的な美しさだけでなく、社会奉仕活動に参加するなど内面的な資質を求める。トランプ現米国大統領が主催する団体を所有していたが、2年前に売却した

 最も歴史が古いのが1951年にイギリスで開催された「ミス・ワールド」。ビキニを着た美人を選ぶコンテストで、新聞が報じて大きな反響を呼び継続開催されることになったが、2015年に水着審査は廃止された。「国際貢献」「女性の尊厳」「地位向上」を理念に掲げ、世界大会は200か国以上に中継される。ピーク時の視聴者数は20億人を超えたこともある。

 1960年にアメリカで始まった「ミス・インターナショナル」は、日本が開催権を持つコンテスト。2012年には吉松育美が日本人として初めてグランプリを受賞した。1960年より開催。1968年からほぼ日本の会場で開催される。1970年には、万博開催を記念して大阪で開かれた。

関連キーワード

関連記事

トピックス

西武・源田壮亮の不倫騒動から5カ月(左・時事通信フォト、右・Instagramより)
《西武源田と銀座クラブ女性の不倫報道から5か月》SNSが完全停止、妻・衛藤美彩が下していた決断…ベルーナドームで起きていた異変
NEWSポストセブン
大谷夫妻の第1子誕生から1ヶ月(AFP=時事)
《母乳かミルクか論争》大谷翔平の妻・真美子さんが直面か 日本よりも過敏なロスの根強い“母乳信仰”
NEWSポストセブン
ホストクラブで“色恋営業”にハマってしまったと打ち明ける被害女性のAさん(写真はAさん提供)
〈ちゅーしたら魔法かかるかも?〉被害女性が告白する有名ホストクラブの“恐ろしい色恋営業”【行政処分の対象となった悪質ホストの手練手管とは】
NEWSポストセブン
公務のたびにファッションが注目される雅子さま(撮影/JMPA)
《ジャケットから着物まで》皇后雅子さまのすべての装いに“雅子さまらしさ“がある理由  「ブルー」や小物使い、パンツルックに見るファッションセンス
NEWSポストセブン
小室圭さんと眞子さん(2025年5月)
《英才教育》小室眞子さんと小室圭さん、コネチカット州背景に“2人だけの力で”子どもを育てる覚悟
NEWSポストセブン
アントニオ猪木さん
アントニオ猪木を看取った付き人が明かす「最期の2か月」 “原辰徳の物まねタレント”が猪木を介護することになった不思議な巡り合わせ
週刊ポスト
寄り添って歩く小室さん夫妻(2025年5月)
【ステーキの焼き方に一家言】産後の小室眞子さんを支えるパパ・小室圭さんの“自慢の手料理”とは 「20年以上お弁当手作り」母・佳代さんの“食育”の影響
NEWSポストセブン
不正駐輪を取り締まるビジネスが(CPGのHPより)
《不正駐輪車を勝手にロック》罰金請求をするビジネスに弁護士は「法的根拠が不明確」と指摘…運営会社は「適正な基準を元に決定」と主張
NEWSポストセブン
「子供のころの夢はスーパーマンだった」前田投手(時事通信フォト)
《ワンオペ育児と旦那の世話に限界を…》米国残留の前田健太投手、別居中の元女子アナ妻が明かした“日本での新生活”
NEWSポストセブン
眞子さんと佳子さま(時事通信フォト)
《眞子さん出産発表の裏に“里帰りせず”の深い溝》秋篠宮夫妻と眞子さんをつないだ“佳子さんの姉妹愛”
NEWSポストセブン
田中容疑者の“薬物性接待”に参加したと証言する元キャバクラ嬢でOLの女性Aさん
《27歳OLが告白》「ラリってるジジイの相手」「女性を切らすと大変なんだ…」レーサム創業者“薬漬け性接待”の参加者が明かした「高額報酬」と「異臭漂うホテル内」
週刊ポスト
宮内庁は小室眞子さんの出産を発表した(時事通信フォト)
【宮内庁が発表】眞子さん出産で注目が集まる悠仁さま成年式「9月ならば小室圭さんとともに出席できる可能性が大いにある」と宮内庁関係者
NEWSポストセブン