「御嶽海には地元・長野から応援団が大挙してやってくる。揃いのTシャツで横断幕を張るので、本人も気合い十分」(協会関係者)
5月場所で番付上位にいた千代の国、遠藤、隠岐の海、千代翔馬、大栄翔ら実力派の“ガチンコ十勇士”は、土俵を沸かせたものの、ガチンコゆえに星勘定が不安定で大きく負け越す結果に終わった。
「彼らは7月場所では番付を下げることになったが、代わりに上がってくる面子が本当に面白い。横綱・大関と初顔合わせになる新鋭を中心とした“新・ガチンコ十勇士”は、先場所以上に下克上を演出してくれるはずだ」(前出の若手親方)
故障明けの横綱・稀勢の里の出場を危ぶむ声もあるが、それでも盛り上がりには事欠かない場所となりそうだ。
※週刊ポスト2017年7月7日号