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2017.07.30 07:00  週刊ポスト

角居勝彦調教師 「放牧明けの馬はあまり走らない」の真偽

角居勝彦調教師が「放牧」について語る

 現代競馬に欠かせないのが外厩。数々の名馬を世に送り出した調教師・角居勝彦氏による週刊ポストでの連載「競馬はもっともっと面白い 感性の法則」から、今回は外厩施設「ノーザンファームしがらき」(滋賀県)の様子をお届けする。

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 外厩の存在が今の競馬にとっていかに重要かを前回お話ししました。外厩入りイコール短期放牧。競走馬がレースで力を出し切るために、なくてはならないシステムです。

 角居厩舎でもいくつかの外厩を利用させていただいていますが、今回はそのうち「ノーザンファームしがらき」に管理馬の様子を見に行きました。

 滋賀県南東部の甲賀地方に位置し、栗東トレセンから車で40分ほど。カーナビや道路標識など見なくとも、目的地が近いことは分かる。信楽焼の店舗がそこかしこにあり、名産のたぬきの置物がずらりと並んでいます。蕎麦屋などの店頭に置かれている愛らしいたぬきの置物は、「他を抜く」といった縁起物だそうで、まさに競走馬にとってもゲンがいい。そんな道を走って行くと、のどかな風景の中にものすごい施設が現われます。

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