国内

新大臣たちの爆弾 齋藤健、林芳正、中川雅治、松山政司

中川環境相は岸田派の重鎮

 8月3日に発足した安倍改造内閣。野党、メディアがターゲットにする可能性がある新大臣たちの“爆弾”を紹介する。

【農林水産大臣】齋藤健(58) 衆3 千葉7区 石破派
 反主流派の石破氏の側近。当選3回で同期の小泉進次郎・筆頭副幹事長と農協改革に取り組み、石破派から“一本釣り”で大抜擢された。党内で安倍倒閣運動が始まったとき、どう動くかが注目される。

【文部科学大臣】林芳正(56) 参4 山口 岸田派
 岸田派のホープ。安倍退陣後の衆院への鞍替えが悲願で、地元・下関では首相と勢力争いを展開中。2004年、秘書が林氏を乗せて運転中に当て逃げ事件を起こした。さらに被害者への恫喝・暴行で書類送検され、林氏も批判された。

【環境大臣】中川雅治(70) 参4 東京 岸田派
 2015年、公式ホームページに〈同級生を脱がして、皆でお腹やおちんちんに赤いマジックで落書きしたりしました。回りはこれをいじめだと思っていませんでした〉との回想を掲載。批判が殺到し、すぐ削除する騒動に。

【一億総活躍大臣】松山政司(58) 参3 福岡 岸田派
 反安倍陣営の重鎮、古賀誠・岸田派名誉会長の側近。2006年に親族の建設会社が、数々の汚職事件で政界の裏金作りを担っていた水谷建設から1億5000万円の巨額融資を受けていたことが問題視された。

●(読み方)数字は当選回数、選挙区と派閥

※週刊ポスト2017年8月18・25日号

関連記事

トピックス

遠藤敬・維新国対委員長に公金還流疑惑(時事通信フォト)
《スクープ》“連立のキーマン”維新国対委員長の遠藤敬・首相補佐官が「秘書給与ピンハネ」で税金800万円還流疑惑、元秘書が証言
NEWSポストセブン
2018年、女優・木南晴夏と結婚した玉木宏
《ムキムキの腕で支える子育て》第2子誕生の玉木宏、妻・木南晴夏との休日で見せていた「全力パパ」の顔 ママチャリは自らチョイス
NEWSポストセブン
大分県選出衆院議員・岩屋毅前外相(68)
《土葬墓地建設問題》「外国人の排斥運動ではない」前外相・岩屋毅氏が明かす”政府への要望書”が出された背景、地元では「共生していかねば」vs.「土葬はとにかく嫌」で論争
NEWSポストセブン
雅子さま(2025年10月28日、撮影/JMPA
《雅子さま、62年の旅日記》「生まれて初めての夏」「海外留学」「スキー場で愛子さまと」「海外公務」「慰霊の旅」…“旅”をキーワードに雅子さまがご覧になった景色をたどる 
女性セブン
悠仁さま(撮影/JMPA)
《悠仁さまの周辺に緊張感》筑波大学の研究施設で「砲弾らしきもの」を発見 不審物が見つかった場所は所属サークルの活動エリアの目と鼻の先、問われる大学の警備体制 
女性セブン
清水運転員(21)
「女性特有のギクシャクがない」「肌が綺麗になった」“男社会”に飛び込んだ21歳女性ドライバーが語る大型トラックが「最高の職場」な理由
NEWSポストセブン
活動再開を発表した小島瑠璃子(時事通信フォト)
《輝く金髪姿で再始動》こじるりが亡き夫のサウナ会社を破産処理へ…“新ビジネス”に向ける意気込み「子供の人生だけは輝かしいものになってほしい」
NEWSポストセブン
高校時代の安福久美子容疑者(右・共同通信)
《「子育ての苦労を分からせたかった」と供述》「夫婦2人でいるところを見たことがない」隣人男性が証言した安福容疑者の“孤育て”「不思議な家族だった」
中国でも人気があるキムタク親子
《木村拓哉とKokiの中国版SNSがピタリと停止》緊迫の日中関係のなか2人が“無風”でいられる理由…背景に「2025年ならではの事情」
NEWSポストセブン
ケンダルはこのまま車に乗っているようだ(ケンダル・ジェンナーのInstagramより)
《“ぴったり具合”で校則違反が決まる》オーストラリアの高校が“行き過ぎたアスレジャー”禁止で波紋「嫌なら転校すべき」「こんな服を学校に着ていくなんて」支持する声も 
NEWSポストセブン
24才のお誕生日を迎えられた愛子さま(2025年11月7日、写真/宮内庁提供)
《12月1日に24才のお誕生日》愛子さま、新たな家族「美海(みみ)」のお写真公開 今年8月に保護猫を迎えられて、これで飼い猫は「セブン」との2匹に 
女性セブン
石橋貴明の近影がXに投稿されていた(写真/AFLO)
《黒髪からグレイヘアに激変》がん闘病中のほっそり石橋貴明の近影公開、後輩プロ野球選手らと食事会で「近影解禁」の背景
NEWSポストセブン