芸能

『ひよっこ』峯田和伸 「志村けんさんみたいに動物番組を…」

休みがあったら動物園に行くという峯田和伸

 現在放送中のNHK連続テレビ小説『ひよっこ』で、ヒロインを明るく支える叔父・小祝宗男を好演しているロックバンド・銀杏BOYZの峯田和伸(39才)。見ているものを和ませる、不思議な魅力を持つ彼の素顔に迫る。

『ひよっこ』で最も印象的かつ胸に重くのしかかったのが、宗男が自らの戦争体験を語るシーン(7月4日放送)だ。

「多くの犠牲者を出したインパール作戦のことは、映画や本で知っていたので、最初に台本を家で読んでいた時は、気持ちが沈んでしまい、泣きそうになりました。

 その気持ちのままで収録現場に行ったのですが、鈴子役の宮本信子さんから、『泣いちゃだめよ』って言われて、ハッとしました。確かに宗男だったら、ほがらかに言うんじゃないかなと思って。いろんなつらい経験をしているけれど、若い人たちもいる手前、なるべく軽くならずに、笑って言おうと。せりふで出てくる真っ暗だったジャングルで、イギリスの少年兵と銃を構えて向き合った光景は、自分がまさに体験したような記憶を作ってせりふを言いました。ぼくの頭の中でイメージした少年兵は、顔に靴墨を塗ってカムフラージュをしたジョン・レノンでした」(峯田、以下同)

 ドラマの中の宗男のまわりには、いつも人がいて楽しそうだが、カメラが回っていない時間は、どう過ごしているのだろうか。

「収録の合間は島谷役の竹内涼真さん(24才)とサッカーの話をしたり…。彼はサッカーをしていたし、ぼくは見る専門だけど、サッカーは好きなんです。「どこのチームのユニフォームが好き?」「今期のACミランのユニフォームはダサいよね?」とか(笑い)、そんな話をしています。

 他の人の収録を見学することもありますよ。谷田部みね子役の有村架純さん(24才)は、嬉しいとホントにピョンピョン飛び跳ねていて、かわいいですね。若いのに、みんなのお芝居をちゃんと受けて、どんな時もみね子として存在している、その、ブレないところがすごいと思います。

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