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冷夏・長雨で除湿機、水族館等が絶好調も殺虫剤は苦戦

酷暑予想が外れて売れたのはこちら

「猛暑」と予想されていたこの夏は、一転、冷夏となり長雨にも見舞われた。アイスやビールの消費が低迷する一方、おでんやチョコレート、日本酒が売れるなど、意外な商品が恩恵を受けている。冷夏を追い風とするのは、食品だけではない。

 夏が涼しければエアコンの売れ行きも不調となる。東北地方を中心に展開する家電量販大手のデンコードーによれば、8月のエアコン売れ行きは何と前年比7割減だという。一方でニーズが高まるのは「除湿機」だ。

「冷夏と長雨のため、除湿機が例年になく売れています」(ケーズデンキ経営企画室)

 大手家電量販店のベテランスタッフが言う。

「除湿機の売り上げは前年比3割増です。雨のため洗濯物を屋外に干せず、屋内で部屋干しするために除湿器を購入するケースが多い。同じ理由で布団乾燥機も人気です」

 部屋干し用の洗剤も好調だ。

「昨年8月に比べて、部屋干し用洗剤『トップ ハイジア』は10%増の売り上げです」(ライオン・コーポレートコミュニケーションセンター)

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