2013年のオランダ戦で本田圭佑のシュートがバーを叩いた時に発した「ゴールちょっとズラしたいよね。ほんのちょっとでいいんだ」など、松木氏の名言は一度限りで、自身が解説で流用することはない。

「松木さんは『こんなことを言ってやろう』という邪念がない。その場で観て、思いついたことを素直に口にしている。だから、視聴者に好かれるのでしょう。イヤらしい性格だったら、少し長いアディショナルタイムがある度に『ふざけたロスタイム』のフレーズを使いますよ。でも、松木さんは決してそんなことをしません。あくまで日本サッカーを愛しているからこその叫びなんです」

 ネット上では、周りを楽しませるトボケた発言をするよりも、誰かに突っ込みを入れたいと考えるユーザーも少なくない。そんな中で、突っ込まれることを恐れずに自分の感情を露わにしていく松木氏のスタイルが支持を集めているのではないだろうか。

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