中国では親たちが自分の子どもたちへの教育に熱心で、海外留学熱が過熱する一方で、中国グローバル化研究センターと中国社会科学文献出版社が共同で発表した「中国留学発展報告2016」によると、2015年度における中国人の海外留学生数は126万人と、世界の海外留学生総数の4分の1に達しており、中国は世界一の海外留学大国となっている。
そのうち、米国の外国人留学生の3分の1は中国人留学生で、前年同期比13.9%増の52万人となっている。もちろん、中国人が留学生の中で最も多い。
これについて、「サウスチャイナ」紙の書き込み欄には「中国人は教育もハンドバッグと同じく純粋なブランド品として買っていくのだ。本当に悲しい流行だ」や、「トロントの大学の前にはたくさんの中国人ツーリスト専用のバスが並んでいる。まるで大学が中国人に占領されたようだ」「チャイナマネーについて文句を言いたくはないが、香港の大学の6倍もの学費をかける意味が本当にあるのかどうか疑問だ」などの意見が書き込まれている。