ライフ

川越のベーカリー「兄弟犬店長」 大きさにびっくり!

「川越ベーカリー 楽楽」の兄弟犬店長

“小江戸”と呼ばれ、観光客に人気の川越(埼玉県)。なかでも石畳の道沿いに菓子店などが建ち並ぶ“菓子屋横丁“は、はずせないスポットだ。この一角に、ゴールデンレトリバーの兄弟が店長を務めるパン屋さん「川越ベーカリー 楽楽」がある。

「1歳半のときから店長をしているムクです。うちの店舗は伝統的な川越の町屋を再現しているんですが、材料はすべて国産の無垢の木。そんなわけでボクにはムクという名前をつけてくれたそうです」

 6歳下のリクとは血縁関係はないものの、実の兄弟同然。このところ足腰の衰えを感じるムクに代わって接客することが増えてきたリクだが、

「あまりの大きさに、びっくりするお客さんが続出! なにしろ体重がボクの1.5倍もあるんですから。なのに、いつまで経っても天真爛漫。あの巨体で『ムクお兄ちゃん、遊んで!』と体当たりしてくるんだから、たまりませんよ…」

 と、ため息をつくムク店長。しかし、根っから明るいリク店長代理のキャラクターは、お客さんたちから愛されている。

「いずれリクに店を任せて、ボクは悠々自適の隠居生活をと思っているけど、そうなったらなったで寂しいと思うので、しばらくは頼りない店長代理でいてもらおうかな」

 おいしいパンと、なかよし兄弟犬に会いたいお客さんが、今日も行列を作っている。

【プロフィール】
名前:ムク♂、リク♂
年齢:ムク・9歳、リク・3歳
種類:犬(ゴールデンレトリバー)
勤務先:川越ベーカリー 楽楽
職種:ムク/店長 リク/店長代理
主な仕事内容:楽楽のパンのおいしさをお客さまにお伝えすること。
お給料:楽楽特製“犬用おやつパン”や、好物の犬用アキレス。毎年6月にみんなで行く北海道社員研修(ボクたちにとっては慰安旅行!)。
好きなこと:ボール遊び(ムク)。ムクお兄ちゃんのすべて!!(リク)
嫌いなこと:雷(ムク)。レインコートを着ること。町中にあるお地蔵さまやキャラクターのオブジェなどが怖いです…(リク)。
現在の悩み:毎朝、リクが飛びついてくるのがうるさい(ムク)。ムクお兄ちゃんに飛びついても遊んでくれないどころか、怒ること(リク)。
将来の夢:リクを立派な店長にして、のんびりしたい(ムク)。毎日楽しく暮らすことができればOK!(リク)

■撮影/山口規子

※女性セブン2017年10月5日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)と稲川会の内堀和也会長
六代目山口組が住吉会最高幹部との盃を「突然中止」か…暴力団や警察関係者に緊張が走った竹内照明若頭の不可解な「2度の稲川会電撃訪問」
NEWSポストセブン
浅香光代さんと内縁の夫・世志凡太氏
《訃報》コメディアン・世志凡太さん逝去、音楽プロデューサーとして「フィンガー5」を世に送り出し…直近で明かしていた現在の生活「周囲は“浅香光代さんの夫”と認識しています」
NEWSポストセブン
警視庁赤坂署に入る大津陽一郎容疑者(共同通信)
《赤坂・ライブハウス刺傷で現役自衛官逮捕》「妻子を隠して被害女性と“不倫”」「別れたがトラブルない」“チャリ20キロ爆走男” 大津陽一郎容疑者の呆れた供述とあまりに高い計画性
NEWSポストセブン
無銭飲食を繰り返したとして逮捕された台湾出身のインフルエンサーペイ・チャン(34)(Instagramより)
《支払いの代わりに性的サービスを提案》米・美しすぎる台湾出身の“食い逃げ犯”、高級店で無銭飲食を繰り返す 「美食家インフルエンサー」の“手口”【1か月で5回の逮捕】
NEWSポストセブン
温泉モデルとして混浴温泉を推しているしずかちゃん(左はイメージ/Getty Images)
「自然の一部になれる」温泉モデル・しずかちゃんが“混浴温泉”を残すべく活動を続ける理由「最初はカップルや夫婦で行くことをオススメします」
NEWSポストセブン
宮城県栗原市でクマと戦い生き残った秋田犬「テツ」(左の写真はサンプルです)
《熊と戦った秋田犬の壮絶な闘い》「愛犬が背中からダラダラと流血…」飼い主が語る緊迫の瞬間「扉を開けるとクマが1秒でこちらに飛びかかってきた」
NEWSポストセブン
高市早苗総理の”台湾有事発言”をめぐり、日中関係が冷え込んでいる(時事通信フォト)
【中国人観光客減少への本音】「高市さんはもう少し言い方を考えて」vs.「正直このまま来なくていい」消えた訪日客に浅草の人々が賛否、着物レンタル業者は“売上2〜3割減”見込みも
NEWSポストセブン
全米の注目を集めたドジャース・山本由伸と、愛犬のカルロス(左/時事通信フォト、右/Instagramより)
《ハイブラ好きとのギャップ》山本由伸の母・由美さん思いな素顔…愛犬・カルロスを「シェルターで一緒に購入」 大阪時代は2人で庶民派焼肉へ…「イライラしている姿を見たことがない “純粋”な人柄とは
NEWSポストセブン
真美子さんの帰国予定は(時事通信フォト)
《年末か来春か…大谷翔平の帰国タイミング予測》真美子さんを日本で待つ「大切な存在」、WBCで久々の帰省の可能性も 
NEWSポストセブン
シェントーン寺院を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
《ラオスご訪問で“お似合い”と絶賛の声》「すてきで何回もみちゃう」愛子さま、メンズライクなパンツスーツから一転 “定番色”ピンクの民族衣装をお召しに
NEWSポストセブン
インドネシア人のレインハルト・シナガ受刑者(グレーター・マンチェスター警察HPより)
「2年間で136人の被害者」「犯行中の映像が3TB押収」イギリス史上最悪の“レイプ犯”、 地獄の刑務所生活で暴力に遭い「本国送還」求める【殺人以外で異例の“終身刑”】
NEWSポストセブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
“関東球団は諦めた”去就が注目される前田健太投手が“心変わり”か…元女子アナ妻との「家族愛」と「活躍の機会」の狭間で
NEWSポストセブン