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2017.10.01 16:00  NEWSポストセブン

竹野内豊が意固地で不器用な中年男役 その「声色」の魅力

 一方、朗読教室の江崎先生役・麻生久美子さんは、独特なアルトの声。ご自身は「カエルのようで嫌いだった」(公式ホームページ)そうですが、カエル? ちょっとしゃがれたような、潰れたような声という意味? でも、それがいいのです。個性的で一度聞くとクセになる声質です。

 朗読教室を主宰する佐久良先生役・柴田恭兵さんの声は、懐から発せられて暖かく届き、包み込む力を感じさせてくれます。成熟した人間が持つ、深くて重層的な声色です。

 と、一人ひとり、声に違いがあり魅力がある。そのことに気付かせてくれる。ドラマはストーリーを追いかけるだけではなくて、こんな楽しみ方もできるんですね。

「SNSなどの普及によって声なしに意志のやりとりをすることが当たり前になった今だからこそ、誰かの声を聞くことでふいに心が緩まったり、胸が高鳴ったり、涙が出たり、そんな感覚を新鮮に味わえるような気がしています」(公式ホームページ)と脚本担当の大森さんは言います。

 そう、選挙戦においても、声や演説は時に非常に大きな力を持ち、歴史を動かす原動力になってきました。例えば郵政解散時の小泉首相のテレビ演説。あれを境に流れはガラリと変わりました。人の心を揺さぶり歴史を動かしたと語り草になり名スピーチ、と言われています。では果たして今回の衆議院選は?

 いったいどんな声を聞くことができるのか? どんなスピーチが、歴史を動かすのか? 注意深く耳を傾けてみたいと思います。

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