芸能

武田鉄矢が語る梅沢富美男 「実際は繊細で礼儀正しい方」

武田鉄矢が語る梅沢富美男の素顔

 人を惹きつける毒舌や辛口コメントで引っ張りだこ。今、“日本でいちばん忙しい男”梅沢富美男(66才)が、浮気の真相から自らのドラマティックな役者人生まで全て本音でぶっちゃけたエッセイ『富美男の乱』(小学館)を上梓した。そんな梅沢の素顔について、バラエティー番組で何度か共演している武田鉄矢が語った。

 * * *
 これまでぼくは東京の明治座、福岡の博多座などで、何回かお芝居の舞台公演を行っているんですが、梅沢さんからは、毎回お花をいただくんです。

 梅沢さんとはバラエティーで何回か共演しただけで、それほど親しい関係ではありません。それでも贈ってくださるお花は「お互い、大衆演劇を盛り上げましょう!」という意味が込められた熱いエールだと思っています。

 ブラウン管での梅沢さんは毒舌、豪放磊落というイメージですが、実際は繊細で礼儀正しいかただと感じています。

 一度、座長であるお兄様への接し方を目撃したことがあるんですが、座長に対する謙虚さ、引き下がり方は「お見事!」の一言でした。

 本書にもある「母を明治座の舞台に立たせてあげたい」というエピソードでもわかる通り、すごく“家族愛”が強いんでしょうね。

 高熱の梅沢さんを「休むな」と舞台に立たせ、袖で「ごめんね」と手を合わせてたというお母さんのエピソードにはホロリときてしまいました。

『プレバト!!』(TBS系)で俳句名人8段を獲得されるなど、俳句が上手なのも「舞台のセリフは七、五調で、慣れてたから」というのは、作詞をするぼくにもよくわかります。

 それにしても「名人8段」とは…。梅沢さんの言葉のセンス、まさに「お主、できるな!」です。

※女性セブン2017年10月19日号

関連記事

トピックス

麻薬取締法違反で逮捕された俳優の清水尋也容疑者(26)
「同棲していたのは小柄な彼女」大麻所持容疑の清水尋也容疑者“家賃15万円自宅アパート”緊迫のガサ当日「『ブーッ!』早朝、大きなクラクションが鳴った」《大家が証言》
NEWSポストセブン
当時の水原とのスタバでの交流について語ったボウヤー
「大谷翔平の名前で日本酒を売りたいんだ、どうかな」26億円を詐取した違法胴元・ボウヤーが明かす、当時の水原一平に迫っていた“大谷マネーへの触手”
NEWSポストセブン
麻薬取締法違反で逮捕された俳優の清水尋也容疑者(26)
《同居女性も容疑を認める》清水尋也容疑者(26)Hip-hopに支えられた「私生活」、関係者が語る“仕事と切り離したプライベートの顔”【大麻所持の疑いで逮捕】
NEWSポストセブン
麻薬取締法違反で逮捕された俳優の清水尋也容疑者(26)
【大麻のルールをプレゼンしていた】俳優・清水尋也容疑者が“3か月間の米ロス留学”で発表した“マリファナの法律”「本人はどこの国へ行ってもダメ」《麻薬取締法違反で逮捕》
NEWSポストセブン
サントリー新浪剛史会長が辞任したことを発表した(X、時事通信フォト)
大麻成分疑いで“ガサ入れ”があったサントリー・新浪剛史元会長の超高級港区マンション「かつては最上階にカルロス・ゴーンさんも住んでいた」
NEWSポストセブン
賭博の胴元・ボウヤーが暴露本を出版していた
大谷翔平から26億円を掠めた違法胴元・ボウヤーが“暴露本”を出版していた!「日本でも売りたい」“大谷と水原一平の真実”の章に書かれた意外な内容
NEWSポストセブン
清武英利氏がノンフィクション作品『記者は天国に行けない 反骨のジャーナリズム戦記』(文藝春秋刊)を上梓した
《出世や歳に負けるな。逃げずに書き続けよう》ノンフィクション作家・清武英利氏が語った「最後の独裁者を書いた理由」「僕は“鉱夫”でありたい」
NEWSポストセブン
ロコ・ソラーレ(時事通信フォト)
《メンバーの夫が顔面骨折の交通事故も》試練乗り越えてロコ・ソラーレがミラノ五輪日本代表決定戦に挑む、わずかなオフに過ごした「充実の夫婦時間」
NEWSポストセブン
サントリー新浪剛史会長が辞任したことを発表した(時事通信フォト)
《麻薬取締法違反の疑いでガサ入れ》サントリー新浪剛史会長「知人女性が送ってきた」「適法との認識で購入したサプリ」問題で辞任 “海外出張後にジム”多忙な中で追求していた筋肉
NEWSポストセブン
サークル活動にも精を出しているという悠仁さま(写真/共同通信社)
悠仁さまの筑波大キャンパスライフ、上級生の間では「顔がかっこいい」と話題に バドミントンサークル内で呼ばれる“あだ名”とは
週刊ポスト
『週刊ポスト』8月4日発売号で撮り下ろしグラビアに挑戦
渡邊渚さんが綴る“からっぽの夏休み”「SNSや世間のゴタゴタも全部がバカらしくなった」
NEWSポストセブン
米カリフォルニア州のバーバンク警察は連続“尻嗅ぎ犯”を逮捕した(TikTokより)
《書店で女性のお尻を嗅ぐ動画が拡散》“連続尻嗅ぎ犯” クラウダー容疑者の卑劣な犯行【日本でも社会問題“触らない痴漢”】
NEWSポストセブン