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空き缶、蛇、伊勢海老など 超絶技巧が堪能できる工芸5選

『群鶏図香炉(蟷螂摘)』(正阿弥勝義・作、清水三年坂美術館蔵)

「ナマの日本美術を観に行こう」のコンセプトで始まった大人の修学旅行シリーズ。今回は、山下裕二氏(美術史家)引率のもと、タレントの壇蜜が三井記念美術館(東京都中央区日本橋室町)で12月3日まで開かれている特別展「驚異の超絶技巧!~明治工芸から現代アートへ~」を訪れた。

 本展は、超絶技巧で再評価の機運が高まる明治工芸の作品と、そのDNAを引き継ぐ15人の現代作家の作品が堪能できると話題になっている。

 明治の職人魂と現代作家のコラボレーションが堪能できる本展作品の中から、特に目を奪われる5点を紹介しよう。

【明治/群鶏図香炉(蟷螂摘)】
 正阿弥勝義、高14.2cm、清水三年坂美術館蔵/作品に用いる動物や昆虫は必ず飼ったという正阿弥。

「カマキリが載った蓋は、銀板から苦瓜の葉を1枚1枚丹念に彫り出しています」(山下氏)

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