ライフ
2017.12.02 16:00 NEWSポストセブン
あの美しくやさしい膨らみを「おっぱい」と名付けたのは誰か
ここで話を終えたいところですが、語源を探る旅はそんなに簡単なものではありません。まだまだほかにも、ネット上にはたくさんの説がふわふわと存在してくれています。
「形が『杯(はい)』に似ていることから、それに丁寧語の『お』をつけた」
「乳児が乳房を吸う音が『おっぱい』と聞こえるから」
「乳児の喃語(なんご。言葉を獲得する以前に発する声)の『おー』『うー』『ぱー』が合体した」
「すっぱいと言ったときの口の形が、おっぱいを吸うときの形に似ているから」
「おっと ぱふっと いい気持ち」
などなど。ま、最後のふたつは完全にネタでしょうけど、これはこれで夢とロマンを感じさせてくれる味わい深い説です。男性はいくつになっても、おっぱいに振り回されてしまう生き物。その正体にせよ語源にせよ、謎を解き明かすことは永遠にできない運命なのかもしれません。
はっきりわかっているのは、おっぱいという言葉を呟くだけで、おっぱいを思い浮かべるだけで、たちまち幸せになれるということ。本当にありがたいことです。もし目の当たりにする機会があったら、心の中で「ををうまい! ををうまい!」と叫べば、時空を超えた深淵に触れた気持ちになって、魅力をさらにとことん堪能できるはず。実際に口に出したとしても、それはそれできっと喜んでもらえるでしょう。
関連記事
トピックス

資産6兆円「アリババ創業者」は身ぐるみはがされ出国禁止か
NEWSポストセブン

なぜ滝藤賢一は「バイプレーヤー」の中で抜きんでた存在なのか
NEWSポストセブン

自民党内で菅政権を見限る動き 菅&二階では選挙を戦えないの声
週刊ポスト

インディアンス「M-1敗者復活組はブレイク」のジンクスで飛躍か
NEWSポストセブン

緊急事態宣言で小学生の子供の「自主休校」を選択する保護者の言い分
NEWSポストセブン

草なぎ剛の妻 交際後に夜遊び卒業、酒もたばこも止めSNS全削除
女性セブン

納車1年待ちが続くジムニー 「ミニゲレンデ」評の実力は本物なのか
NEWSポストセブン

総理首席秘書官が3か月半で異例の交代 近づく官邸崩壊の足音
週刊ポスト