大谷はアメリカですでに「日本のベーブ・ルース」と呼ばれている。大打者として知られるルースは投手としても通算94勝46敗、防御率2.28の成績を残す“元祖二刀流”だったからだ。
「ルースが1919年のオフにレッドソックスからトレードでヤンキースに放出されて以来、レッドソックスは86年間ワールドチャンピオンになれなかった。これを“バンビーノ(ベーブ)の呪い”という。これになぞらえて“大谷もヤンキースの呪いに苦しめばいい”という声すらヤンキースファンの間からは聞こえてくる」(ニューヨーク在住ジャーナリスト)
エンゼルスへの入団が決まった大谷だが、デビュー前から“思わぬ敵”を作ってしまったようだ。
※週刊ポスト2017年12月22日号