内村光良について土田晃之と関根勤が対談
土田:でも、若手のことを考えているのは間違いない。もともと(土田が内村と共演する)『にちようチャップリン』(テレビ東京系)は旅番組だったんですよ。ある年の忘年会で内村さんが「今、若い子たちがネタをやる場所がない」って言い出して。それで特番として放送したら好評で、3年続いた旅番組をガラッとネタ番組に変えて、若手の門戸を開いた。
関根:ウチの事務所(浅井企画)のANZEN漫才・みやぞんもお世話になっている。みやぞんが何を言ってもウッチャンは「お前、そうなのぉ~?」って受け入れてくれる。
土田:しかも、ちゃんとみやぞんのおもしろさを引き出す。
関根:そもそもウチはウド(鈴木)ちゃんからお世話になってますから!
土田:アハハ! でも、内村さんから聞いたことあるんですけど、内村さんが芸能界に入って一度だけキレたことがあって、それがウドさんだって! 『ウリナリ!!』(日本テレビ系)のシンクロナイズドスイミング企画のとき、ウドさんは何回練習してもできなくて、さすがの内村さんも堪忍袋の緒が切れたって(笑い)。
関根:ウチのボケ連中は迷惑かけているねぇ~(笑い)。
土田:浅井企画さんならウド(鈴木)さん、みやぞん。内村さんが所属するマセキ芸能社なら出川(哲朗)さん、狩野英孝、三四郎・小宮(浩信)がいる。内村さんが言っていたんですが、もし彼らがよしもとだったら出てきてないって。
関根:よしもとはレベル高いからね。切磋琢磨して。狩野はまず無理だよね!(笑い)
土田:考えてみると、内村さん自身もよしもとだったら、今の芸風にはなっていなかったかもしれないですね。
※女性セブン2018年1月4・11日号