ムロツヨシ一覧

【ムロツヨシ】に関するニュースを集めたページです。

初主演作で“おふざけ”覆したムロツヨシ シリアスな父親役はなぜ共感を呼んだのか
初主演作で“おふざけ”覆したムロツヨシ シリアスな父親役はなぜ共感を呼んだのか
 現在公開中のムロツヨシ主演の映画『マイ・ダディ』。本作はムロにとって初の主演映画ということもあってか、SNSなどの口コミでは、「ムロツヨシのシリアスな演技に惹き込まれる!」、「ムロさんの“おふざけ無し”の芝居にただただ圧倒された」といった言葉が並び、注目を集めているようだ。コメディリリーフとしての印象の強いムロが、今作でパブリックイメージとは異なるタイプの演技で観客を魅了している理由について、映画や演劇に詳しいライターの折田侑駿さんが解説する。 * * * 本作は、一人の男が愛する娘のために奮闘する物語。新鋭・金井純一監督(38才)によるオリジナル作品で、映像クリエイター支援プログラム「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM 2016」で準グランプリを受賞した企画を映画化したものだ。主演のムロは、この作品の台本に出会って2時間後には「この世界にいたい。この人(主人公)になりたい」と出演を即決したのだという。本作は、それほどまでにムロが、本作で描かれる物語や役に惚れ込んで臨んだ企画なのだ。 物語のあらすじはこうだ。最愛の妻に8年前に先立たれ、中学生の娘・ひかりと2人で暮らしている主人公・一男(ムロ)。彼はガソリンスタンドでアルバイトをしながら、小さな教会の牧師として地域の人々と温かい交流を結び、男手一つで愛娘を育ててきた。そんな穏やかな日々を送っていたある日、突然ひかりが倒れ、白血病だと診断されてしまう。そのうえ一男は、「ひかりは実の子ではない」という衝撃的な事実を医師から告げられる。ひかりに適合するドナーは数百万人に1人だが、血縁者は適合率が上がることに気付いた一男は、大切な娘を何としても救うため奮闘する。 ムロの他にも、本作は多彩な顔ぶれとなっている。一男の愛娘のひかり役には、長澤まさみ(34才)や浜辺美波(21才)らを輩出した「東宝シンデレラ」オーディション出身の新星・中田乃愛(18才)。父親を大切に思いながらも、つい反抗的な態度を取ってしまう少女を瑞々しく演じている。そして一男の最愛の妻・江津子役には、出演作が相次いで公開される奈緒(26才)。映画やドラマに引っ張りだこの彼女が優しい妻、母を演じ、本作の持つ温かさを底上げしている。そのほか、毎熊克哉(34才)や小栗旬(38才)、光石研(60才)ら若手からベテランまでが揃い、手堅くも挑戦的な座組となっている。 冒頭でも触れたように、ムロが映画で主演を務めるのは本作が初めて。ムロに課された役割は大きかったはずだ。何といっても彼が演じるのは“父親=ダディ”であり、タイトルロールなのである。“作品の顔”として常に映画の中心に立ち、クスリと笑えるシーンも、涙を堪えられないシーンも、ほとんどを彼がリードする形で一手に背負っていた。 ムロの演じる役に対して、「いつもふざけている人」という印象を持っていたのは筆者だけではないだろう。2005年公開の映画『サマータイムマシン・ブルース』への出演を皮切りに膨大な数の映像作品に出演してきたが、ドラマ『今日から俺は!!』(日本テレビ系)や『親バカ青春白書』(日本テレビ系)などの福田雄一(53才)作品をはじめとし、主にコメディリリーフとして作品に貢献しているイメージが圧倒的に強いはずだ。 しかし、そのイメージがあるからこそ、そうでない表情を見せた時の効果は大きい。例えば記憶に新しいのが、ドラマ『ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜』(日本テレビ系)で演じていた交番の所長役。事なかれ主義のいい加減な人物かと思いきや、いざ自分の部下が危険な目に遭った際には、まるで人が変わったかのような真剣さが印象的だった。これを演じるムロはセリフに頼らず、目ヂカラの強弱や、硬軟変化する表情だけで内なる緊張感を訴えていたと思う。単なるコメディリリーフではなく、実に器用な俳優なのだ。 この一面が全面的に押し出された作品が、今作『マイ・ダディ』である。ムロ演じる一男は誰のことも恨まず、妬まず、心根の優しい善人だ。しかしそんな彼が、妻を失い、娘が大病に冒され、さらに娘は実の子ではないと判明。一男はこれでもかと精神的に追い詰められる。だが、作品のカラーが暗くシリアスに染まっていく一方で、一男のひたむきさや真っ直ぐさ、朗らかさがシリアス一辺倒にさせず、安らぎすら与えていた。“コメディ芝居”を封じ、緊張感のある作品でも安らぎを与えられるのは、肩の力の抜けた“脱力系”の演技を得意とする彼だからこそ生み出せるものだろう。ムロがコメディアンとして替えがきかない俳優であることは確かだが、パブリックイメージを覆しつつ、その上でさらに異なるベクトルで彼にしか演じられないキャラクターを見せてくれた好演ぶりだった。【折田侑駿】文筆家。1990年生まれ。映画や演劇、俳優、文学、服飾、酒場など幅広くカバーし、映画の劇場パンフレットに多数寄稿のほか、映画トーク番組「活弁シネマ倶楽部」ではMCを務めている。
2021.11.06 16:00
NEWSポストセブン
【動画】ムロツヨシ、生き別れの母と40年ぶり再会「恨んでいない」
【動画】ムロツヨシ、生き別れの母と40年ぶり再会「恨んでいない」
 俳優のムロツヨシさんが先日放送された『さんまのまんま秋SP』で40年ぶりに母親と再会したことを告白しました。 2019年5月の出演時、4才のときに両親が離婚して以来、母親とは一度も会っていないと明かしていたムロさん。その放送を見た母親から「『さんまのまんま』を見て、私の産んだ子だってわかりました。お会いできませんか」という手紙が事務所宛てに届いたそうです。 その後、40年ぶりに母親に再会したムロさん。「産んでくれてありがとうございます」「僕は恨んでない」と伝えたそうです。【↑ 上の写真クリックで動画へ】
2021.10.09 16:00
NEWSポストセブン
ムロ
ムロツヨシ、生き別れの母と40年ぶり再会「あなたを恨んでいない」
 俳優のムロツヨシ(45才)が、10月1日放送の『さんまのまんま秋SP』(フジテレビ系)で、40年ぶりに母親と再会したことを告白した。「前回、お母様、産んでくれた母君の話をしたと思うんですけど」と、何気なく切り出したムロ。2019年5月の出演時、ムロは4才のときに両親が離婚しており、それ以来、母親とは一度も会っていないといった話をしていた。その放送回を振り返って、ムロが続ける。「さんまさんが『お前(が息子だ)って気づいてるに決まってるやろ』って(前回放送で)言ってくれてたんです。それでオンエアが終わってから、1週間か10日後くらいに事務所にお手紙が来まして」 すかさず、明石家さんま(66才)の「ウソやん!」という突っ込みが入るも、軽くいなして「ほんとです。で、読んでみると、『さんまのまんま』を見て、私の産んだ子だってわかりました。お会いできませんか、って」。 そして実際に会ってきたと、さらりと言うのだ。さんまが「VTR収めてないのか、それ!」と突っ込むと、「そこまで番組にはしないですよ!」とムロ。40年ぶりの母子の再会劇という涙なしには語れないはずの物語を、明るく、実に軽妙に語っていく。 つらいことも努めて明るく。これが、喜劇役者を自称するムロの信条だ。その実力は、大泉洋(48才)をして「“爆笑”といえばムロツヨシ」と言わせるほど確かなものだ。周りを明るくする術を、ムロは幼い頃から身につけてきた。「両親の離婚によって姉と共に父親に引き取られたと思ったらすぐに親戚に預けられ、父親は子供がいる別の女性のもとへと行ってしまったんです。家の中でも学校でも“不幸な子”と思われないように明るく振る舞い、お調子者と呼ばれるほど、周りを笑わせてきたそう。子供のときから、嫌われずに生きていくにはそうするしかないと考えていたようです」(舞台関係者) 父親が再婚すると、新しい家族の隣の家に暮らしていたが、ほどなくして父親がふたたび離婚。叔母夫婦や、いまでも“妹”と呼ぶ従妹と共に暮らす生活に戻る。高校を卒業すると、一浪の後に理系の難関・東京理科大学へ進学。いい大学に行っていい会社に入ることで、育ての親を安心させようとしていたという。しかしここで、運命を変える出会いに遭遇する。観に行った舞台で段田安則(64才)の演技に感動し、役者を目指すことを決意するのだ。「大学入学後わずか3週間で中退して、安定した人生を送るより、やりたいことをやって生きる方が育ての親への恩返しになると考え方を変えたようなのです。この頃、実の父親が抱えた借金の保証人になったことが原因で、育ての親であるムロさんの親戚が自己破産してしまったことも、何か影響したのかもしれません。ムロさんはそれ以来、お父さんとも会っていないそうです」(前出・舞台関係者) すぐには役者としての芽は出ず、26才になると役者仕事がゼロになった。ここでムロは一念発起する。「舞台関係者の飲み会に手当たり次第に顔を出し、そこで『ムロツヨシです。使ってください』と、自分の顔と名前を売るようになったのです」(テレビ局関係者) そうした熱意が実を結び、2005年に29才で初めての映画『サマータイムマシン・ブルース』に出演し、その後、ドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズ(テレビ東京系)に出演したことでブレークを果たした。「今秋に初主演映画の公開が決まり、来年公開の映画も控えています。ドラマも撮影中ですし、とにかく大忙し。脇役から主演、笑いから泣きの演技まで幅広く活躍する、いまの芸能界では唯一無二の存在といえるでしょう」(前出・テレビ局関係者)お母さんとは呼べなかった すでに人気俳優としての地位を確立したムロだが、それでも、周りを明るくしようとする姿勢はいまでも変わらない。「めちゃくちゃいい人ですね。撮影のスタンバイ中って、仲のいい俳優さん同士で固まることが多いんですが、ムロさんがいると、初対面の人がいても自然とみんなが仲よくなるんですよね。カメラがムロさんに向いてないときこそ気合を入れて演技をして、カメラ前の俳優を笑わせにかかったりする一面も(笑い)。 撮影中も打ち上げでもスタッフに対するリスペクトがあって、いろんな人と会話をしている印象です。それもすべて、芝居に真摯に向き合っていい作品を作ることに喜びを感じる人だからでしょう」(ドラマ関係者) その人柄は、40年以上会っていない母親にも同様だ。「ムロツヨシは芸名で本名を明かさないのは、すでに新しい家庭を持っている母親に迷惑を掛けるかもしれないから。4才のときに自分のもとを離れた母親、育ての親を自己破産させた父親を恨んでもよさそうなのに、ムロさんにはそういった暗さが、一切ありませんね」(前出・舞台関係者) そうした思いは、『さんまのまんま』への出演がきっかけで、生き別れた母と40年ぶりの再会を果たしたときにも変わることはなかった。場所は、所属事務所の社長が用意したホテルの会議室。ドアが開き、年老いた母親はムロの姿を見て「やっと会えました」と口にしたという。 そう明かすムロはやはり、からりとしている。さんまが「泣いて(母親が)『ごめんなさい』とか?」と水を向けても「なかったです」と、きっぱり。驚くさんまを前に、ムロは再会のときを淡々と振り返る。「“お母さん”とは呼べなかったんですけど。でも、ほんといろいろ話をして。言えましたよ、『産んでくれてありがとうございます』って」と語り、「『僕は恨んでないし、この家庭環境のおかげで、役者という道を選んで意地にもなれた』と言ったら、『よかった、そう言ってもらえて』と」 ポツリポツリと、2人の会話を明かすムロ。むやみに母が築いてきた世界に入り込まず、再会を噛みしめるのも“ムロ流”だ。「できる限りこれ以上、踏み込まないようにと思っています」と伝えながら、決して突き放すわけでなく、「お幸せを願わせてください」と言葉を添えて別れたのだ。 どうしてもしんみりとしてしまう話だが、『さんまのまんま』でのムロは、父親役を演じる自身初の主演映画『マイ・ダディ』の宣伝に結びつけ、しっかりとさんまを笑わせてオチをつけた。やっぱり、涙で終わってはムロじゃない。※女性セブン2021年10月21日号
2021.10.06 16:00
女性セブン
金曜ナイトドラマ『あのときキスしておけば』より(C)テレビ朝日
『あのキス』最終回直前 大石静「普遍的な心を描くのがドラマの使命」
 大石静さんが脚本を手掛ける、人気ドラマ『あのときキスしておけば』(テレビ朝日系、毎週金曜23時15分)がクライマックスを迎える。「もう大石作品には何度ハラハラ・ドキドキ・ヤキモキさせられたかわかりません!」と話すのはコラムニストで放送作家の山田美保子さん。そんな山田さんが、35年以上テレビドラマ界のトップを走り続けている大石さんに、制作の裏側をたっぷり聞いた。実力派で美しい松坂・井浦・三浦の3人はまさにドリームチーム山田美保子(以下、山田):今期、私がもっとも夢中になって観ているのが大石さん脚本の「金曜ナイトドラマ『あのときキスしておけば』」(テレビ朝日系・以下“あのキス”)なんです。翌週の展開がこんなにも気になるドラマは本当に久しぶり。特に6月4日放送のラストシーン(ネタバレあり)。オムライスのバースデーケーキをあんなに幸せそうに食べていたのに、まさか田中マサオ(井浦新サン・46)が戻ってきちゃうなんて!! これまで、お粥やイカのゲソ煮を床に落としてしまっていた桃地(のぞむ=松坂桃李サン・32)のように、晩酌のお供に食べていたクラッカーを噴き出してしまいました!大石静(以下、大石):桃地はちょっと食べ物を落としすぎよね?(笑い) でも、山田さんに楽しみにしていただけて光栄です。視聴者のかたが「この先、どうなるんだろう」とドキドキしていただくために、今回は予測不能な展開に命を賭けました。山田:井浦サンと大石さんのタッグは、私のベスト恋愛ドラマ『コントレール~罪と恋~』(2016年・NHK)以来、5年ぶりですよね?大石:その前は『蜜の味~A Taste Of Honey~』(2011年・フジテレビ系)だから、連ドラ3回目のおつきあいです。今回、「井浦サンがいい」って真っ先に言ったのは若い女性プロデューサー(貴島彩理さん)なんです。あのポジションって普通に考えるとムロツヨシさん(45)とか阿部サダヲさん(51)を発想しますよね。でも「メインの男優は高身長のシュッとした人達を揃えたい」と言ったんです。なるほどと思いました。松坂サン、井浦サン、そして三浦翔平サン(33・高見沢春斗役)と、身長180cm超えのイイ男が揃っているのは夢があります。視聴者は、それを愛でる愉しみもあるわけですよ。山田:まさしく! 三浦サンはフラダンスのシーンが秀逸でしたよね。『M愛すべき人がいて』(2020年・テレビ朝日系 )以来、本当に目が離せません。大石:三浦サンも2回目のおつきあいなんですけど、芝居うまいです。松坂サンも井浦サンも三浦サンも、本当に実力派で美しく、まさにドリームチームですね(笑い)。山田:そして、ヒロイン「蟹釜ジョー」役の麻生久美子サン(43)!大石:普段もお美しいんですけど、映るとさらに10倍くらい美しくなって驚きました。台本や演出が何を求めているかもパッとわかるし、頭もよいかただと思います。才能もあり自信もあり、傲慢でわがままだけどかわいらしいヒロインを、本当に見事に演じてくれました。山田:私はMEGUMIさん(39・田中帆奈美役)も大好きで、一昨年あたりから出演作品を追いかけてるんです。大石:彼女もいい女優さんだと思って、いつかご一緒したいと願っていたので、今回やっと出ていただけてうれしかったです。山田:今作の貴島彩理さんもですけれど、昔に比べるとドラマの現場に女性のプロデューサーさんが増えましたよね。この1年半は開催されていないんですけれど、テレ朝さんのプロデューサー×記者懇親会にうかがうと、内山聖子さんや三輪祐見子さんを中心に女性のドラマプロデューサーが、いい空気を作っていらして。大石:私もこの数年、女性プロデューサーとしか組んでないです。テレビの現場はもう男だ女だという時代はとっくの昔に超えてます。チャンスは平等に与えられていると思います。でも、女性プロデューサーの方がシビアーで怖いです(笑い)。甘えを許しませんからね。男性プロデューサーなら、「もう疲れた……」とか甘えられますが、女性プロデューサーだと、それはあり得ません。男性プロデューサーが恋しいな~。山田:そういえば、『女性セブン』読者には特におなじみのドラマ『恋する母たち』(2020年・TBS系)も、チーフプロデューサーは磯山晶さんでしたものね。私は磯山さんが「小泉すみれ」時代(漫画家として活動時代のペンネーム)からの大ファンです。“恋母”は、女優さんに目がいきがちでしたが、私は玉置玲央サン(36・蒲原繁樹役)、磯村勇斗サン(28・赤坂剛役)、“まんじゅうこわい”の宮世琉弥サン(17・蒲原繁秋役)にハマりました。玉置サンは、『バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~』(テレビ東京系)に。磯村サンと宮世クンは『珈琲いかがでしょう』(同)で共演していました。あ、私が想うイケメンと大石さんのお好みって離れていますか?大石:突き詰めていくと異なるかしら(笑い)。でも私も山田さんも、切れ長な目がお好きですよね? 宮世クンは違うかな?山田:そうです、そうです。ただ私はさらに、端っこズキ、5番手ズキという特徴があるんですが、大石さんはド真ん中ですものね。やはり長谷川博己サン(44)が浮かびます。発掘して育て上げた……。大石:育て上げたワケじゃないです。彼に才能があったから、出るべくして出たんだと思います。私が見つけなくても誰かが見つけたでしょう。それに、一緒に仕事したのは『セカンドバージン』(2010年・NHK)のほかに2作品だけなんですよ。いまは一ファンとして見つめています。彼はやっぱり何十年に1人の才能ですね。美しいだけじゃなくて、本当に芝居がしっかりしていますから。日本を代表する役者の1人だと思います。視聴者がイケメンだと気づかなかった役者をイケメンに変えるワザ山田:大石さんが推す俳優さんには、舞台出身のかたが多いという印象もありますけれど。大石:たまたま、私がいいなと思った何人かが全員、舞台の出だったんですけど、やっぱり舞台の人は、きちんと声が出るし、セリフが息モレしないですからね。山田:なるほど。それから、大石さんにお目にかかったら絶対にうかがおうと思っていたのが、これまで視聴者がイケメンだと気づかなかった役者さんをイケメンにしちゃうワザ!大石:確かに私は、『大恋愛~僕を忘れる君と』(2018年・TBS系)でムロツヨシさんを、『知らなくていいコト』(2020年・日本テレビ系)で柄本佑サン(34)を二枚目にしましたけど(笑い)。いま思えばなかなかの賭けでしたね。『大恋愛』のときはムロさんのスケジュールが空いているとプロデューサーから聞いたとき、「イケる!」って思ったんです。ご本人も相当不安だったようですけれど。蓋を開けてみたら本当に魅力的で、大成功でした。山田:本当に。そして柄本佑サンは「こんなにイケメンだったっけ?」とネットが騒然としました。『天国と地獄~サイコな2人~』(TBS系 )でも、やっぱりステキで……。あと大石さんは、『コントレール』で「ネプチューン」の原田泰造サン(51)も二枚目になさいましたよね。私はバラエティー専門放送作家ゆえ、芸人さんがドラマで活躍してくれるのはうれしくって。カンニング竹山サン(50)のお芝居なども大好きなんです。大石:芸人さんは、役者さんのように長い連続ドラマで役を構築していくのではなく、漫才でもコントでも短い時間で勝負をかけるので集中力が凄まじいんですね。だから、お芝居をやっていただくと、すごくいいんだけど、スケジュールがないのですよ、お笑い系のかたは。私、「ハライチ」の澤部佑サン(35)や、「ロバート」の秋山竜次サン(42)に、私のドラマに出ていただきたくて何度かオファーもしてるんですが、忙しくてつかまらないんです。30年前も、25才で結婚することを目標にしていた女性は少なかった山田:さすが、お目が高いです! 最後に、『ヴァンサンカン・結婚』(1991年・フジテレビ系。安田成美演じる25才のOLが、プロポーズを受けた青年医師(石黒賢)と、元恋人だった18才年上の上司(小林稔侍)との間で揺れ動くラブストーリー)から30年が経ち、女性が主役の恋愛ドラマは、どのような変化を遂げてきたでしょうか。大石:社会風俗は変わってきたけれど、人を恋する気持ちは基本、変わってないんじゃないですかね。だって30年前も、25才で結婚することを目標にしてた女性なんか少なかったと思いますよ。あのタイトルは、当時、私よりずっと年上の男性プロデューサーが考えたものです(笑い)。風俗は変わっていきますが、ドラマはその風俗を追いかけていくのではなく、普遍的な人の心を描くのが使命だと思ってやっています。「その年で、よくいまの若者のことが書けますね?」「どういうふうに時代を切り取ってるんですか?」とよく聞かれますが、私はいまの時代を生きているわけだし、若い人より時代の変化を見て来ているという意味で、変化にも実は敏感です。それに何度も言いますが、ドラマの使命は、その風俗を追いかけることではなく、普遍な心を描くことだと思うので、年齢的コンプレックスを感じたことはないです。山田:でもやっぱり、いま、“あのキス”をお書きになれる大石さんはステキだし、ずっと大好きです。あ~、桃地はどうなっちゃうんだろう。金曜日は眠れそうにありません!【プロフィール】大石静(おおいし・しずか)/1951年生まれ。1986年に脚本家として本格的にデビュー。以降、『ふたりっ子』『セカンドバージン』(いずれもNHK )、『家売るオンナ』(日本テレビ系)、『大恋愛~僕を忘れる君と』(TBS系)など数多くの脚本を執筆。◇金曜ナイトドラマ『あのときキスしておけば』金曜23時15分より・テレビ朝日系で放送中、6月18日は最終回 夢もなく生きてきたスーパーの従業員・桃地のぞむ(松坂桃李)が、超人気美人漫画家・唯月巴(麻生久美子)と出会い恋に落ちるも、巴がおじさん・田中マサオ(井浦新)へと姿を変えてしまう。巴の元夫・高見沢春斗(三浦翔平)との奇妙な三角関係を経て、桃地と巴の恋の結末はいかに!? 最終回だけでも必見&感動間違いなし!!構成/山田美保子『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)などを手がける放送作家。コメンテーターとして『ドデスカ!』(メ~テレ)、『アップ!』(同)、『バイキングMORE』(フジテレビ系)、『サンデージャポン』(TBS系)に出演中。CM各賞の審査員も務める。※女性セブン2021年7月1・8日号
2021.06.17 07:00
女性セブン
福田雄一監督の『新解釈・三國志』(公式HPより)
大泉洋主演の笑える『三國志』、時代劇研究家はどう見たか
 福田雄一監督で、豪華なキャストが集結した映画『新解釈・三國志』。まさに福田ワールドと言うべき同作は、これまでの『三國志』とは一風変わった作風が話題を呼んでいる。時代劇研究家でコラムニストのペリー荻野さんが見どころを解説する。 * * * 何かと話題の映画『新解釈・三國志』。さすがに『銀魂』『今日から俺は!!』の福田雄一監督による「新解釈」だけに、これまで多くの小説、マンガ、映画が描いてきた『三國志』とはまったく異なる驚くべきシーンの連続なのだが、不思議なことに「まあ、いいんでないかい」と思えてくるのである。 そもそも『三國志』は、約1800年前、広大な中国で「魏」「蜀」「呉」三国が覇権を争い、群雄割拠していた時代の話。蜀の国のリーダー劉備を福田組映画初参加の大泉洋。彼にスカウトされる軍師・諸葛亮孔明をムロツヨシ、魏の曹操を小栗旬、呉の周瑜を賀来賢人、暴君・董卓を佐藤二朗、黄巾を山田孝之など、共演陣には福田組が大集合している。 りっぱなヒゲ、がっちりした鎧、山野を疾走する馬、うごめく大軍…おお、超大作!! 確かにデラックスなのだが、よく見れば、「英雄」と言われる劉備は、戦いのたびに腰が引けてるし、「稀代の天才軍師」と称される孔明も「戦においてもっとも大切なことを申します」と言うから、どんなすごいことを言うのかと思ったら、「ネバギバ☆」とごまかし笑いをする始末。あらら、予想通り笑える『三國志』になってるよ…。記者会見などで大泉、ムロが「『三國志』ファンには見てほしくない」「(香港でも公開されると聞いて)現地には『レッドクリフ』に出た人もいるかもしれないのに大丈夫!?」と不安げだったのもよくわかる。 が、それでも「いいんでないかい」と思えるのは、この解釈をした人物として、現代の歴史学者・蘇我宗光役で西田敏行が出ていること。西田先生に「私の新解釈では、こんな感じだったんじゃねかな~」と言われたら、「ですよね~」ともうなずきたくなる。大泉・ムロの「誰も劉備に会った人はいないんだから、こういう人だったかもしれない」という発言は、真実なのである。 この真実をついたのが、2014年に放送されていた福田脚本・演出、主演・ムロツヨシ(ちなみに連続ドラマ初主演作)のドラマ『新解釈・日本史』であった。 毎回、ムロが歴史上の有名人になって、本当はこういう人だったかもしれないという姿を描いたこのドラマ。織田信長は本能寺の変で自害しようとすると、「こえーっ」と恐怖心を丸出しにし、坂本龍馬はなかなかまとまらない「薩長同盟」のために西郷隆盛にスリスリしたり、ポニーテール少女のように髪を揺らしてアハハとスキップしたり、聖徳太子に至っては、「憲法を定めましょう」と言われ、太極拳みたいな拳法のポーズをとったりする。歴史偉人が全員ボケまくり、わがまま放題に「新解釈」をされていたのである。『新解釈・三國志』は、福田監督の壮大な新解釈魂が、世界サイズになった。そう「新解釈」すれば、すんなり納得。「〇〇である」「〇〇しようぞ!」など、いかにも偉人が言いそうなセリフ回しから、一気に「うるせーわ」「絶対やだかんな!」と現代人の普通の会話言語にスイッチし、カックンとなる技は、世界サイズでも炸裂している。 過去にもたとえば、「忠臣蔵」の偉大なリーダーとして称えられる大石内蔵助を「優柔不断男」「大の女好き」などと描いたドラマや作家もいた。歴史の新解釈はエンタメの伝統でもある。壮大なのにゆるく笑える「新解釈」が、まだまだ続けばいいなあと願わずにはいられない。ネバギバ☆。
2020.12.08 16:00
NEWSポストセブン
親バカ親父を好演(時事通信フォト)
ムロツヨシの『親バカ青春白書』 異世代の友情にグッとくる
 娘と同じ大学に入学した親バカ親父が繰り広げる青春コメディ『親バカ青春白書』(日本テレビ系、日曜22時30分〜)。視聴率は一桁台だが、ドラマ内のYouTube動画が現実に楽しめるなど話題が豊富だ。ドラマオタクを自認するエッセイストの小林久乃氏が、同作の見どころを紹介する。 * * * 娘を溺愛する親バカな父親による、愛の暴挙の数々が面白いと話題の『親バカ青春白書(以下、オヤハル)』。お父さんが本気なのか? ギャグなのか? ギリギリすぎて判断に迷う娘への愛情シーンが次々と登場する1時間だ。 小説家の小比賀太郎(おびか・たろう。愛称ガタロー/ムロツヨシ)は妻・幸子(さちこ/新垣結衣)を亡くし、一人娘のさくら(永野芽郁)と暮らす。残された娘を愛するあまり、同じ立青大学へ入学して娘の同級生としてキャンパスライフを送っている。仲良しのグループもできて楽しいばかり……と思いきや、さくらに恋人・畠山雅治(中川大志)ができてしまい、ガタローの悩みが増えてしまうことに……これが『オヤハル』のあらすじだ。 四六時中、娘のことをひたすら「可愛い」と人前で褒めちぎり、近寄ってくる男は次々と追い払う。ちなみに娘の門限は大学生なのに午後7時。そんな過剰な親父愛も楽しいけれど、それ以上に目が離せなくなったのは、大学生と大人(=ガタロー)との友人関係。年齢の離れた友人から教わることは、深い。このドラマ、ただの親バカ物語ではなかった。年齢差22歳、変なおじさんの友達 ガタローは全お父さんの代表者のように、過保護に娘に接している。 さくらがアルバイトをしたいと言えば、自分も同じ店で働く。当たり前のように、娘と同じサークルに加入する。8月30日放送の第5話では、ついにさくらが片思いの畠山とつき合うことに。そんな状況をガタローが認めるはずもなく、初デートでも2人とともに行動してひたすら邪魔する様子は「ベタだなあ」と思いつつも笑ってしまった。  キャンパス内では登校から下校まで、娘と同じグループに属して過ごす。メンバーはYouTuberの根来恭介(戸塚純貴)、バイト三昧の生活で小比賀家に居候中の衛藤美咲(小野花梨)。見た目バツグンの可愛さの山本寛子(今田美桜)に、さくらの彼氏になった畠山。19歳の中に、41歳のおじさんがひとり。違和感がありそうに見えて、劇中ではこの6人の距離感がどんどん縮んでいる。 その理由は、ガタローが道を踏み外しがちな19歳たちを大人らしく救うからだ。例えば、YouTubeでバズって大金を手にした根来。動画ネタは続かず、一時は擦り寄ってきた人間が300万円を盗んで逃げていった。“意見を直接言うことができない”若者らしく「もういいです。警察にも言わないから」と逃げる。でも小説家として一発屋の経験もあるガタローは、盗んだ相手から金も取り返したうえで、こう怒鳴る。「てめえら。一発屋バカにすんじゃねえ! 一発も当てたことのねえヤツが五万といるなか、一発当てたんだ。それだけで十分すげえじゃねえか!!(中略)一発も当てたことのないゼロが、簡単に人をバカにしてんじゃねえ」 昭和生まれのおじさんにとっては普通の行動が、平成生まれには感動となる。そしてちょっと変なおじさんに、だんだん心が溶けていく。年下の友達から教わる、イマドキ言葉 スマホやPCの画面など、一枚のフィルターを通せば何でも言える若者たちは、面と向かっては何も言えなくなってしまう。ガタローはそんな人たちの代弁者。そしてさくらの推測では、仲間の前だからと格好よく見せておきながら、全ては自分に向けた鼓舞だという。お互いの存在がきちんと作用して、役立っているというわけだ。 また逆にガタローが年下の友達から教わることもある。レベチ、萎え、誰得……と次から次へと会話に出てくる“若者言葉”を教えてもらっている。日常生活でもたまに無理をして若者言葉を使って自爆している中年をSNSなどで見かける。素直に頭を下げて教えてもらえばいいのに、と思ってしまう。ちなみにガタローは、同級生から教えてもらったおかげで、第5話ではワンチャンが使えるようになっていた。  ……と、ドラマの見てほしいポイントを考えてみた。ちなみに私にも、70代の革職人と大学4年生の飲み友達がいる。出会ったばかりの頃はよそよそしかったけど、今では人生相談をする仲間。知らない年代の情報が入ってくるのは楽しい。『オヤハル』の舞台、立青大学のキャンパスと同じく、飲み屋には大人の青春があると思う。これを読んで年齢差のある友達がほしいと思ったら、一人で飲みに出かけてみてはどうだろう。カウンターに座って、上から目線と下心は一切捨てて(ここ大事)、ソーシャルディスタンスを守って、素直に話しかけてみる。そこには新しい友情が待っているかもしれない。【プロフィール】こばやし・ひさの/静岡県浜松市出身のエッセイスト、ライター、編集者、クリエイティブディレクター。これまでに企画、編集、執筆を手がけた単行本は100冊以上。女性の意識改革をライトに提案したエッセイ『結婚してもしなくてもうるわしきかな人生』(KKベストセラーズ刊)が好評発売中。
2020.09.06 16:00
NEWSポストセブン
「オヤハル」で注目の戸塚純貴
「オヤハル」動画バズる戸塚純貴、“負け芝居”で存在感
 ムロツヨシ主演で話題を集める連続ドラマ『親バカ青春白書』(日本テレビ系)。個性的なキャラクターが数多く登場する中で、存在感を放っているのが、冴えないYouTuberを演じる戸塚純貴(28才)だ。戸塚の魅力にコラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんが迫る。 * * *『親バカ青春白書』に出演中の若手俳優・戸塚純貴さんがネット上で思わぬ人気を集めています。 戸塚さんが演じているのは、主人公・小比賀太郎(通称・ガタロー。ムロツヨシ)、娘・さくら(永野芽郁)と同じ立青大学文学部に在籍しながら、登録者数わずか20人のYouTuberとしても活動している根来恭介。箱入り娘のさくら、好青年の畠山雅治(中川大志)、恋多き山本寛子(今田美桜)、お金への執着心が強い衛藤美咲(小野花梨)と個性派ぞろいの大学メンバーの中でも随一の個性派キャラクターです。 劇中、根来はYouTubeの再生回数を伸ばすために、ガタローのアドバイスでフラれるシーンの動画をアップしはじめました。フラれた直後に昭和のギャグでリアクションするのですが、戸塚さんは常に全力で「ガチョーン!」「なんでこーなるの!?」「ヒジョ~にキビシーッ!」とやり切って笑いを誘っています。 笑いの手数とインパクトでは、ガタローを演じるムロツヨシさんにも引けを取っていません。ムロさんだけでなく戸塚さんも、当作の脚本統括・演出を務める福田雄一監督作品の常連であり、“福田流コメディ”のポイントをつかんでいるからです。 また、永野さん20歳、中川さん22歳、今田さん23歳、小野さん22歳とリアルな大学生の年齢である一方、戸塚さんは28歳。1人だけ年齢差のあるキャスティングは、戸塚さんが福田監督からコメディパートを任されるだけの経験とスキルがあることの証とも言えるでしょう。 そんな戸塚さんが今ネット上で話題を集めている理由は、演技に関するものだけではありません。第3話の最後に「ミスコン中にフラれるシーンを撮った動画が100万回再生を突破する」というシーンがありましたが、その動画は実際のYouTubeでも現在166万回再生を超えているのです(8月27日現在、以下同)。「ミリオン連発」も納得の出演歴 さらにその他の動画も、「【熱盛!大スクープ】ヤバイおじさん登場!ピッカピカの40歳♪」が221万回再生、「【人生初】ネゴロ!はじめて東京スカイツリーへ行くの巻」が122万回再生、「ダンスサークルに潜入動画!」が312万回再生、「【新企画】フラれ動画/『右の拳』にかけた想い…」が120万回再生を記録。 数日前にアップしたばかりの「フラれ動画/愛の暴走列車」も49万回再生、「フラれ動画/美女の暴言」も38万回再生を叩き出し、チャンネル登録者数も30.2万人と、本物の人気YouTuberと変わらぬ好結果を得ているのです。世帯視聴率は、第1話10.3%、第2話8.5%、第3話8.1%、第4話8.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、ほとんどが1桁台に終わっているだけに、再生数の多さに驚くのではないでしょうか。 ドラマ絡みの動画としても、若手俳優がメインのYouTubeチャンネルとしても、異例の再生回数であり、YouTubeフリークの間で戸塚さんのファン層が一気に広がっているのは間違いないでしょう。 ただ、戸塚さんは福田監督だけでなく、その他の業界関係者からも、「ブレイクは当然」と言われるほど評価の高い俳優。2011年の俳優デビューからすでに100超の出演作を持つ経験値は世代屈指のものがあります。 しかも、『仮面ライダーウィザード』(テレビ朝日系)の魔法使いに憧れる青年から、『エンジェル・ハート』(日本テレビ系)ではオネエ、『新・牡丹と薔薇』(フジテレビ系)では狂気のストーカー、『侠飯~おとこめし~』(テレビ東京系)では金持ちでリア充の大学生、『警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~』(テレビ東京系)では方言丸出しだがネットにめっぽう強い刑事、『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)では働き方改革を遵守して定時で帰る外科医、さらに放送中の『ディア・ペイシェント』(NHK)ではトランスジェンダーと幅の広い役柄を演じ続けてきました。 その上、デビューのきっかけは2000年の『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』であり、2016年には「『ゼクシィ』“初のCMボーイ”に選ばれて吉岡里帆さんと共演」というイケメン俳優としての華々しい過去もあります。 そんな芸能活動の中で最大の武器として磨き上げてきたのは、福田監督から称えられてきた負け芝居。たとえば、『痛快TVスカッとジャパン』(フジテレビ系)で成敗される男を何度も演じてきたようにリアクションの素晴らしさは特筆モノであり、それが今回のYouTubeチャンネルにも生かされているのでしょう。最終話では根来の恋が成就するか 30日放送の第5話では、さくらを中心にそれぞれの恋が動いていく中、根来は大学に現れず、YouTubeチャンネルの動画も更新されなくなるなど波乱含み。どんなにフラれても底抜けに明るい根来に何があったのか? これまで以上に見せ場が多く、戸塚さんの演技力が発揮される放送回になるでしょう。 現実に目を向けると、大学生たちは学校に通えない日々が続いているだけに、さくらや根来たちのキャンパスライフは「収束したらあんな楽しい日々が送れる」という救いのような存在になっているとも聞きました。 なかでも笑いを誘う根来の存在感は大きく、だからこそ「最終話では恋が成就して大喜びする動画が見たい」という人が多いのではないでしょうか。いずれにしても、福田監督は戸塚さんの魅力を知り尽くしているだけに、根来のYouTubeチャンネルは最後まで人気を集め続けるでしょう。【木村隆志】コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月20本超のコラムを提供するほか、『週刊フジテレビ批評』などの批評番組に出演。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動している。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。
2020.08.30 07:00
NEWSポストセブン
【動画】黒木華、ムロツヨシと同じマンションに引っ越していた
【動画】黒木華、ムロツヨシと同じマンションに引っ越していた
 ムロツヨシさんの住むマンションに黒木華さんが引っ越していたことがわかりました。 芸能関係者によると「ムロさんはテレビ番組でも『黒木さんは家に来る関係』と公言していますよ。仲のいい友人だと思います。ムロさんも黒木さんも演技力は折り紙付き。作品について深く話し合えるところもあるんでしょう」とのこと。 ふたりは映画『幕が上がる』で初共演後、ドラマ『重版出来!』でも共演し、仲を深めてきたそうです。
2020.07.21 07:00
NEWSポストセブン
ムロ
ムロツヨシ&黒木華、一つ屋根の下で「密な関係」
 都心の一等地にある雰囲気あるマンション。印象的な白壁や、年代物の新聞ボックスなどクラシックな印象を受ける。7月中旬、ゆるデニムにスニーカー、真っ青の傘を差した女性が、大粒の冷たい雨から逃げるように、そのマンションに駆け込んだ。女優の黒木華(30才)だ。 後を追うように、ビンテージの四駆を運転するムロツヨシ(44才)が同マンションへ入っていく──。「ムロさんは以前からお住まいですよ。そういえば、黒木さんはここ最近毎日のようにお見かけしますね。お2人とも本当に感じがいいんですよ」(近所の住人) ムロは現在ドラマの撮影で多忙な日々を送る。「現場のムードメーカーは、主演のムロさん。彼が現場を盛り上げてくれるので、チームワークは抜群です」 テレビ局関係者がそう語るのは、8月スタートのドラマ『親バカ青春白書』(日本テレビ系)の撮影現場のこと。主演のムロ演じる父親が、永野芽郁(20才)扮する娘を溺愛するあまり、娘と同じ大学に入学する…というホームコメディーだ。同作には、ムロの妻役として新垣結衣(32才)が1年8か月ぶりとなるドラマ出演を果たすことも話題になっている。「ムロさんのおかげでチーム一丸となって撮影は進んでいますが、撮影を終えると自宅に直帰しているようです。友人の多い人ですから以前は毎日のように会食があったようですが、最近はほとんどしないとか。自分がコロナにかかって周囲に迷惑をかけてはいけないからと、ステイホームを徹底しているんでしょう」(前出・テレビ局関係者) 直帰する自宅で待っているのが黒木なのか──。 ムロといえば男女問わない幅広い交遊関係で知られる。友人からの信頼は厚く、「めったに芸能界の人と食事をしない石田ゆり子さん(50才)とも2人で食事するほどの人たらし」(芸能関係者)で、小泉進次郎(39才)のお忍び結婚式でも親族以外で唯一招待された芸能人でもある。人気ドラマ『大恋愛』(2018年・TBS系)で共演した戸田恵梨香(31才)とも仲がよすぎて「本当につきあっているのでは」と噂になったほどだ。「実際には、7年前に木南晴夏(34才)さんとの交際が報じられて以来、恋人の噂は聞こえてきません。木南さんと交際していたときは、隠す様子もなく、堂々と手をつないで舞台を観劇に来ていました。木南さんとは別れた後も共演し、一昨年、彼女が玉木宏さん(40才)と結婚した際には、ツイッターに祝福メッセージもアップしていたので、あと腐れなくいい関係が続けられるタイプなんですよ」(前出・芸能関係者) そんなムロだからこそ「本気の恋の相手は誰なのか」「つかみどころがない」ともいわれてきた。 ムロと黒木の出会いは、5年前にさかのぼる。映画『幕が上がる』で初共演後、ドラマ『重版出来!』(TBS系)で共演し、仲を深めてきた。「ムロさんはテレビ番組でも『黒木さんは家に来る関係』と公言していますよ。仲のいい友人だと思います。ムロさんも黒木さんも演技力は折り紙付き。作品について深く話し合えるところもあるんでしょう」(前出・芸能関係者) 自宅に呼び出し、共に語り合う女友達──ムロならあり得る話のようだ。しかし、黒木の知人はこう明かす。「確かにもともと仲がいい。でも実は、黒木さん、4月にムロさんと同じマンションに引っ越したんです。コロナ渦中の引っ越しで驚きました」 自炊が得意なことでも知られるムロのインスタグラムには、自粛生活になってからさらに手料理の写真が増えた。「もともとムロさんは友人を呼んで手料理を振る舞う人。でも自粛生活中の食事の量がどうみてもひとり暮らしの量ではないときが見受けられる。誰かいるんだろうと噂になっていました。 一つ屋根の下であれば、コロナ禍でも最小限のリスクで行き来できますもんね。それもあってこのタイミングで引っ越したんでしょうか。黒木さんは酒豪なんですが『ムロさんと一緒だと何時間でも飲んでいられる』って言っていましたし、最近はもっぱら宅飲みなのかもしれません」(前出・テレビ局関係者) いま、ムロといちばん“密”な関係にいるのは黒木のようだ。2人をつないだのはコロナだけではない。樹木希林さん(享年75)だという。「実はこのマンションは生前樹木希林さんが所有していたマンションです。黒木さんは、樹木さんが亡くなる直前に映画『日々是好日』で共演していてとても感銘を受けていた。住んだのはたまたまのようですが、このマンションに運命的なものを感じたそうですよ」(前出・芸能関係者) 樹木さんに導かれて、2人は友人から特別な関係になったのだろうか。2人の関係について双方の事務所は「特にコメントはございません」と返答した。※女性セブン2020年7月30日・8月6日号
2020.07.17 07:00
女性セブン
私服もオシャレな新垣結衣
新垣結衣のオシャレ私服が話題「身長169cmが映える」
 5月中旬の都内某所で、書類を両手に抱えてグレーのキャップを目深に被り、小顔をマスクですっぽり埋めた細身の長身女性が現れた。人気女優の新垣結衣(32才)である。ひざ下まである黒のロングカーディガンにベージュのストールと、新緑の季節にしては珍しい防寒スタイルが、高い身長と相まって、街中で際立っていた。 一昨年夏のヒット映画『コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命』と、同年10月クールの連続ドラマ『獣になれない私たち』以来、実質的にはドラマ出演を休んでいたガッキー。そんな中、2016年に“恋ダンス”で一大ブームを巻き起こした連続ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の再編集バージョン「ムズキュン!特別編」が放送された。トータル3回目となる再放送にもかかわらず、視聴率は毎回2ケタを記録する快挙だった。 6月11日が32歳の誕生日だった新垣。3日前の8日から「#新垣結衣誕生祭2020」がツイッターでトレンド入りすると、「3日前からトレンドって、新垣様すごい」などと盛り上がった。誕生日当日はほぼ1日中SNSのタイムラインに新垣の写真が流れていたほど。多くのCMにも出演する新垣は、スポンサーから好感度が高いことはもちろん、「スタッフにも気さくに接してくれるから、現場のウケも非常に高いですよ」(キー局ディレクター)という。 昔からインドア派を公言する新垣の私服シーンは貴重だが、人気スタイリストは「ガッキーさんは、プライベートでも、いつも派手じゃなく黒やベージュ系の控えめな服装ですよね。この写真ではブランド名までは分かりませんが、撮影現場に来るときは、ハイブランドものをさらりと着こなしていらっしゃいますよ。169cmのスラリとしたスタイルが“映え”ですね」と絶賛する。 この夏からはムロツヨシ主演のドラマ『親バカ青春白書』(日本テレビ系)への出演が決定した新垣。久しぶりのドラマ出演で、新たなガッキーの姿が見られるかもしれない。
2020.06.27 16:00
NEWSポストセブン
私服もオシャレな新垣結衣
新垣結衣、逃げ恥続編に出演受諾情報 早ければ秋のSP出演も
 CM出演は8社にのぼり、好感度ランキングは常にトップクラス。老若男女から支持が高い新垣結衣(32才)は、2016年10月に『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)に出演。その後、2018年10月の『獣になれない私たち』(日本テレビ系)を最後にドラマ出演していなかった。「結婚か引退か、それとも何かもめ事があったのではないかと囁かれていました。これだけのオファーがありながら、約2年も連ドラ出演がないという状況は、人気トップの女優としてはあり得ないこと。心配の声が上がっていたんです」(芸能ジャーナリスト) 新垣が“充電期間”に入った2018年はちょうど30才になった年だった。新垣の知人が話す。「実は、『獣なれ』の出演を引き受ける際に、しばらくドラマ出演は休養したいという条件を本人が提示していたようです。しかもいつまでと明言せず、無期限だった。かなり悩んでいたようです」 新垣は向学心が強い。10代前半からモデルとして多忙な生活を送る中、もっと読書量を増やしたい、多くの芸術作品に触れたいと口にしていた。「新垣さんは役作りに没頭するタイプ。ドラマや映画で主演を演じ続ける中で、作品の結果を必要以上に意識するようになっていました。がむしゃらに演技をしていた頃は自然体でできていたのに、このままではそれができなくなると感じていたようです。 そもそも彼女は周囲から“理性の塊”といわれるほどの理論派なんです。考えすぎて、自信を失うこともあったようですし、仕事でも恋愛でも、没頭すればするほど空回りしてしまうタイプでもある。このままでは、制作の人たちに迷惑をかけてしまうと考えていたんだと思います」(前出・新垣の知人) 結婚願望も重なった。「その頃の新垣さんはインタビューやテレビ出演時には、“29才なのでいつかは結婚したい”“いつかは子供を産みたい”という発言が増えていました。もともと結婚願望があるうえ、第一線で10年以上も仕事漬けの毎日を送る中、30才を目前にしてその気持ちがより大きくなっていたようです」(前出・新垣の知人) 仕事と距離を置き、自分の時間を持つことで、仕事への距離感や考え方が変わっていったという。「もともとインドア派。家でていねいな生活を送りながら、自分が女優を続けていくのか見つめ直していたようです。コロナの影響もあったと思います。自分のペースではあるけれど、今後もドラマや映画などの作品にかかわっていきたいと思えるようになった。だから、彼女には珍しい脇役での復帰を決めたのです」(前出・新垣の知人) 新垣は8月スタート予定の新ドラマ『親バカ青春白書』(日本テレビ系)で、1年10か月ぶりにドラマ復帰する。ムロツヨシ(44才)と永野芽郁(20才)の父娘ドラマで、新垣の役どころは亡くなった母親役。「脇役でもやりたい役を選んでいきたいと本人も乗り気のようです。娘役を演じる永野さんとはプライベートでも親交があり、プロデューサーとは旧知の仲。さまざまな縁も重なったんです」(前出・ドラマ関係者) 6月11日の誕生日当日、新垣の姿は所属事務所にあった。ドラマ復帰をはじめ、大きく動き出す今後の仕事の話し合いを行っていたのかもしれない。「新垣さん、久しぶりのドラマ出演に続き、大きな決断もしたようです。ついに待望の『逃げ恥』続編への出演が決定したようです。おそらく、みくりちゃんの妊娠・出産が描かれるのではないでしょうか。早ければ秋のスペシャルドラマで見られるかもしれません。共演者の星野源さん(39才)も、楽しみにしているようです」(別のドラマ関係者) TBSは「発表されていないスケジュールに関しては、お答えできません」との回答だが再びみくりが見られる日は近そうだ。※女性セブン2020年7月9日号
2020.06.24 15:55
女性セブン
柴咲コウ
初の朝ドラでも存在感 わが道をゆく柴咲コウの強さと危うさ
 多くのドラマ、映画で活躍し女優として確固たるポジションを築いている柴咲コウ(38才)。この春、女優として、そして実業家としてさらに大きな注目が集まっている。そんな彼女の活動についてコラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんが解説する。 * * * 3日放送の朝ドラ『エール』(NHK)は、柴咲コウさんの独壇場でした。 柴咲さん演じる世界的オペラ歌手・双浦環は、「最後のチャンス」と言われていたレコードが売れず失業と借金の危機に陥った古山裕一(窪田正孝)・音(二階堂ふみ)夫妻を救うべく、「私に歌わせて」と立候補。反対する大物作曲家・小山田耕三(志村けん)に直談判し、裕一が作曲した「船頭可愛や」を堂々と歌い上げてヒット曲にするなど、出色の存在感を見せました。主演の窪田さんに「あなたの音楽を大勢の人に届けたい」と熱く訴えかけ、注目度の高い志村けんさんと対峙しても、視聴者の目は柴咲さんに釘付け。強くまっすぐな眼差し、艶やかな着物やドレス姿、強い信念で突き進む生き様に、「環は柴咲コウそのもの」という声が挙がっていました。 強い信念で突き進む生き様は、朝ドラの双浦環だけでなく、この春の柴咲さん自身にも当てはまります。◆自宅から愛猫と出演して驚かせる 柴咲さんは3月31日で所属事務所を退社して独立。2016年に設立し、自らが代表を務めてきた会社「レトロワグラース」が芸能活動のマネジメントを行うことを発表しました。 独立後にはさっそく朝ドラに初出演し、圧倒的な存在感と歌唱力を披露。5月8日には自宅に自ら機材をセッティングし、ヘアメイクも行うテレワークドラマ『転・コウ・生』(NHK)に愛猫と出演し、「ムロツヨシさんや高橋一生さんと入れ替わる」という設定で中年男を演じて世間を驚かせました。同作を手がけた脚本家・森下佳子さんと出演者の3人は、柴咲さん主演の大河ドラマ『おんな城主 直虎』のメンバーであり、この仕事を選ぶところに人の縁を大切にする彼女らしさが表れています。 さらに特筆すべきは、ネット上での積極的な発信。柴咲さんは3月31日にYouTubeチャンネルを開設し、コンサートや写真撮影の様子、味噌や餃子作り、猫の紹介などの動画を公開しています。また、TwitterやInstagramへの投稿にも積極的で、とりわけ種苗法改正案に関するツイートは数万件ものリツイートや「いいね」を集めました。 しかし、ツイートの中には反対意見も多く、柴咲さんが一部を削除したこともあって、誹謗中傷や脅迫のようなものも多かったそうです。ただこのようなバッシングに引き下がらないのが柴咲さん。「意見を言うことは、誰にも平等に与えられた権利」「事実とは異なる投稿、捏造、誹謗中傷、脅迫行為、ミスリードしさらなる事実誤認した記事の作成元に関しては法的措置も検討しています」「様々な人が健全にオープンに物事を語り合える高尚な社会をこれからも期待します」という毅然としたコメントを発信しました。 初の朝ドラに挑み、自宅を映し、愛猫を出演させた芸能活動も、いまだ物議を醸し続けている種苗法に関わるツイートも、まさに独立独歩のスタンス。所属事務所から独立したことで、「自分が信じる道に突き進む」というスタンスが際立つようになり、強さだけでなく危うさも感じさせています。ファンにしてみれば、「芯の強い女性」というイメージがあった柴咲さんが独立して思うままに活動しはじめたことで、「本当に強い女性だったんだ」と実感しているのではないでしょうか。ところが、独立には「自分一人で突っ走ってしまいがち」というウィークポイントもあり、特にSNSでの発信はリスクが高く、危うさが漂っているのです。◆ホームページにつづられた強い言葉 柴咲さんが代表を務めるレトロワグラース株式会社のホームページを見ると、ビジョンの欄に「健やかに美しく調和のとれた暮らしのために、衣食住製品の企画・開発を行う」、コンセプトの欄に「地球規模での『真』の豊かさを知り、その道理を『信』じて突き『進』みます」などの言葉が書かれていました。これまで楽曲の多くを作詞してきたことと同様に、1つ1つのフレーズにこだわりの強さがあふれ、理想を追い求めている様子がうかがえます。 また、同社のエンターテインメントと並ぶ主要プロジェクトのアパレル事業が自然環境に配慮していることもあり、柴咲さんは環境省特別広報大使として活動中。現在は国立公園の魅力を伝える活動などが見られますが、これは「独立したから」ではなく、「2016年の創業時からブレずに続けてきたことの成果」であり、やはり意志の強さを感じさせます。 柴咲さんの言動は自由度を増しているだけに、今後もどんな仕事やネット投稿で驚かせてくれるのか。独立で強さと危うさが増しているため、これまで以上に要注目の存在になっていくのではないでしょうか。【木村隆志】コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月20本超のコラムを提供するほか、『週刊フジテレビ批評』などの批評番組に出演。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動している。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。
2020.06.06 07:00
NEWSポストセブン
ムロ
ムロツヨシ、動画生配信で評価急上昇 男気と交友関係が強み
 5月中旬、東京都内のラジオ局に現れたのは、最近グレイヘアが話題となっているマスク姿の俳優・ムロツヨシ(44才)だ。駐車場で所属事務所の大先輩の大竹まこと(71才)ときたろう(71才)に会うと、丁寧なお辞儀であいさつしていた。ムロは、この新型コロナウイルス感染拡大による自粛期間中に、評価を上げた芸能人の1人である。 この自粛期間は、多くの芸能人が自宅から動画を配信して、ファンを喜ばせている。中でもムロは、東京都に緊急事態宣言が出た翌日4月8日から、毎朝「8時16分だョ! 湯呑みでコーヒー」と題して、生配信をしたことが注目された。テレビ局関係者が語る。「ムロさんの配信は、小栗旬さんや中村倫也さん、有村架純さんなどがゲストで参加し、広瀬アリスさんとすずさんの姉妹と生配信の中継をつなげたりと、その華やかで幅広い交友関係が注目されています。 とにかく社交性が高くて幅広く友人が多いのがムロさん。小泉孝太郎さんや小泉進次郎環境相とも親しくて、3人で食事をするほどの仲。芸能界にも“ムロさんとメシ友”という人は多い。人の懐に飛び込むのがとても上手な彼だから、いろんな芸能人がライブ配信に登場してくれるのでしょう」(同関係者) ムロの交友関係の広さについては、5月22日のトーク番組『A-Studio+』(TBS系)でも特集された。同番組11年の歴史でMCである笑福亭鶴瓶の取材を最も数多く受けてきた、つまりゲストタレントのために“友情出演”した回数が最も多かったということで、“愛される男”として取り上げられたのだ。 ある大手芸能事務所ベテランマネジャーは、「ムロさんは、世相をうかがいながら友人にいい顔をしているわけじゃないところがすごい」と評価する。昨年2月に新井浩文被告が強制性交容疑で逮捕されたときには多くの芸能人が無視を決め込む中、「この時に呟かないような関係ではないんです」「目を見て、悪いことをした、と言ったら、思いっきり、叱ります」と、火中の栗を拾うようなツイートもしていた。 ときに男気を発揮し、冒頭のように先輩を見れば礼儀正しくあいさつもする。そんな姿勢が、数多くの友人たちから信頼を集める理由なのだろう。
2020.06.05 16:00
NEWSポストセブン
番組公式HPより
千葉雄大&伊藤沙莉が”得意技”発揮 いい味出してる新ドラマ
 新型コロナウイルスの感染拡大により、この春のドラマは放送延期になっている作品が多いが、放送開始した作品の中では注目ドラマもある。その1つがNHKよるドラ『いいね!光源氏くん』だ。コラムニストのペリー荻野さんが解説する。 * * *『いいね!光源氏くん』がいい味を出している。このドラマのポイントは、千葉雄大と伊藤沙莉、主役の二人が元気よく自分の得意技を炸裂させていることだ。 物語は、ある晩、一人暮らしの地味なOL・沙織(伊藤)の部屋に突如、光源氏(千葉)が現れることから始まる。当然、沙織は驚愕。しかし、光はいきなり彼女を抱きしめて「道に迷うてしもうて…」などというのである。ドラマが始まって約3分で出た出た千葉雄大の王子様演技。 千葉といえば、大河ドラマ『平清盛』では高倉天皇、人気シリーズ『家売るオンナ』で、中年女性顧客に「王子」とキャーキャー言われる営業マン役、昨年の『盤上の向日葵』では実業家から転身した謎めいた美男棋士役で注目された経歴を持つ。つぶらな瞳に長いまつ毛。そうでした、光源氏にはぴったりの俳優じゃありませぬか! なりゆきで彼を部屋に置くことにしたものの、きらびやかな平安貴族の装束から現代のジャージに着替えても「人前で烏帽子を脱ぐなどあり得ぬ」と50センチはある真っ黒な烏帽子をとらなかったり、両手の拳を腰に当てすり足のようにそろそろと街を歩く光に困惑する沙織。さらに出勤中、妹の詩織(入山杏奈)が部屋にやってきて光と遭遇したことを知り、猛ダッシュで帰宅することに。 待ってました。伊藤沙莉の困惑ダッシュ! 3月に放送されたドラマ『三浦部長、本日付けで女性になります。』でも、突然、女性の姿になるという課長(ムロツヨシ)の決心をいち早く知って困惑、課長を追いかけるというシーンがあったが、そこでも慌てて手足をバタバタさせるダッシュで笑わせてくれた。彼女は、こういうバタバタダッシュが抜群にうまい。個人的には日本一だと思っている。二位以下は誰かわからないけど。 とはいえ、単純なドタバタラブコメでないところもこのドラマの味。常に時間に追われる沙織に光は問いかける。「急がねば、生きてゆけぬのか…」 また、抹茶ラテフロートに感動し、カフェで突然、立ち上がった光が「若草の~」と和歌を詠んで涙まで流すシーン(ちなみに光の背景はピンクの花びらが舞うアニメになってます)では、沙織は「感動すると出ちゃうものなの?」と聞いていたが、光は川のせせらぎなど日々の何気ないことを歌に詠んだらいいとにこにこする。第二回のタイトルが「ひもなのに朝帰り」とすっかりひも扱いの光だが、現代人が忘れた豊かさを思い出させてくれる存在でもあるのだ。 これから光源氏のライバル中将(桐山漣)も現代に現れ、すぐさま現代になじみ(?)なんとホストになることに。ヒョウ柄のふさふさコートに烏帽子という素晴らしいいでたちで、女子をメロメロにする中将様。桐山漣の俺様モテ男もまた得意技。テレビ画面の女優を見てうっとりとほおずりする光とともに、プレイボーイコンビ、光源氏と中将の動きに沙織がどうバタバタするのか。「Aメロは五七五七七にしてみました」という岡崎体育の主題歌『ニニニニニ』とともに、若手俳優たちの得意技をとっくりと楽しみたい。
2020.04.14 16:00
NEWSポストセブン
圧倒的な振れ幅、ムロツヨシが目指すのは「ふざけた大人」?
圧倒的な振れ幅、ムロツヨシが目指すのは「ふざけた大人」?
 コミカルからシリアスまで、幅広い役柄を演じる俳優・ムロツヨシ。21日放送のNHKドラマではトランスジェンダーの役を演じて反響を呼んだ。振れ幅の広い演技を見せるムロの魅力についてコラムニストのペリー荻野さんが解説する。 * * * 先日放送されたNHK『三浦部長、本日付けで女性になります。』には、驚かされた。妻と息子と暮らす食品会社の総務部長の三浦(ムロツヨシ)が、自分がトランスジェンダーだと自覚。ついには女性として出社して仕事をするという物語だ。驚いたのは、女性姿のムロにだんだん違和感がなくなっていったことだった。 三浦部長の完成形は、つけまつ毛もバッチリ、ベーシックファッションの中年女性。近年、男優が女性姿で主演したドラマとしては、美しさでも注目された志尊淳の『女子的生活』やパンチのきいた外見でドスドスと押してきた古田新太の『俺のスカート、どこいった?』などがあったが、ムロは志尊と古田のちょうど中間的なイメージといえる。 この10年、ムロツヨシに翻弄されている方は多いと思う。NHK『LIFE!~人生に捧げるコント~』をはじめ、不思議なムードで話題となった『勇者ヨシヒコ』シリーズでは、金髪マッシュルーム頭の魔法使い。「おもしろ男」の印象は強烈。福田雄一と組んだ『新解釈・日本史』では、次々と歴史上の人物に。織田信長、坂本龍馬、松尾芭蕉、伊能忠敬…フランシスコ・ザビエルだってやっちゃいますよね、そりゃ。ザビエル(ムロ)を前にした殿(本田力)が、「その髪型…マジで?」と噴き出せば、ザビエルは「そちらの髪型だって…」とちょんまげについて指摘。もはや日本史も何も吹き飛んでいた。 大河ドラマにもしっかり出演。『おんな城主 直虎』に出たかと思えば、初回はまるで原始人。商人になって金儲けのアイデアがひらめくとチャリンチャリンと効果音が響き、「銭のニオイがする…」と目がキラリ。 その一方で、『大恋愛~僕を忘れる君と』では若年性アルツハイマー病を抱えた妻を支える小説家の夫、『病室で念仏を唱えないでください』では、ダークな顔を持ちつつ独自のやり方で自分のやりたい医療を目指すエリート心臓血管外科医に。シリアスな顔もたくさん見せてきた。どんな役もやるのが仕事とはいえ、これほど振れ幅が広い俳優はあまりいない。 いったいムロツヨシとは何者か。その答えが実は本人から出ていた。先日の『川柳居酒屋なつみ』。フリーになった宇賀なつみが女将を務める居酒屋で常連客のムロとともにゲストとトークをするというこの番組。小栗旬、山田孝之らを迎えてきたが、一周年となるのを機に「ムロツヨシ これより 旅に出てきます」とこの番組を卒業すると宣言。その理由は役者をもうちょっとやらないとと思ったこと、そして「もうちょっと自分を知らないと、ふざけた大人にもなれないですし」…って、え、なってなかったの? あのザビエルはなんだったの!?  これがムロの目指すところだったとは。彼の「ふざけた大人」の完成形っていったいどんなものなのか想像もつかない。まだまだムロのことはわからないことだらけだが、ひとつヒントになるとすれば、『徹子の部屋』に出たときの黒柳徹子のムロ評だろう。「何かわーわーおっしゃってる人」 さすがだ。もう完成してるじゃん。
2020.03.24 16:00
NEWSポストセブン

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週刊ポスト
クルマ、ギター、アート、スケートボードにもこだわる
長瀬智也、英国のバイク誌に登場 悠々自適な暮らしに「所ジョージ化している」の声
女性セブン
最新「地下天気図」
地震活動を予測する最新「地下天気図」 京都、紀伊水道に新たな異常発生か
週刊ポスト
京都の街を歩く舞妓のイメージ(写真/イメージマート)
元舞妓の〈16歳飲酒〉〈お風呂入り〉告発に、花街関係者も衝撃「未成年飲酒には厳しく対応しているはず」
NEWSポストセブン
謎めいたバッグを持つ広末涼子
広末涼子、“破壊力強すぎ”コーデは健在「背中に蜘蛛」私服に続き目撃された「謎バッグ」
NEWSポストセブン
結婚し、日本メディアが情報をキャッチしづらいNYで、デイリーメールが追跡取材(写真/JMPA)
小室圭さん・眞子さん夫婦が「離婚で終わったとしても…」英デイリー・メールが報じた「茨の道」
NEWSポストセブン
選挙活動中に有権者に抱き付かれる女性候補者の様子を再現した動画[内閣府提供](時事通信フォト)
選挙活動で顕在化する「票ハラスメント」 政党や後援会の意向も要因に
NEWSポストセブン
不祥事を理由に落選したはずなのに、比例で復活されては…(左は塚田一郎氏、右は中川郁子氏/写真=共同通信社)
「不倫路チュー」「USBは穴に…」失言・不祥事で落選しても比例復活するゾンビ議員たち
週刊ポスト