【松鳳山vs千代翔馬】(1勝1敗)
入院中で初場所後は理事を降りるのが濃厚とされる二所ノ関親方(元大関・若嶋津)の愛弟子・松鳳山は師匠の苦境に闘志を燃やす。
「特にガチンコモンゴル力士・千代翔馬との一番が見もの。2016年9月場所の初顔合わせで、千代翔馬が立ち合いで強烈な張り手をくらわせた。激怒した松鳳山は鬼の形相で千代翔馬を土俵下に叩きつけた。今場所は番付が近いので、“遺恨試合”が見られる」(同前)
【貴景勝vs北勝富士】(1勝1敗)
初場所最注目の大一番は、八角理事長と貴乃花親方の弟子による代理戦争だ。
「2人は同じ埼玉栄高相撲部出身で北勝富士が4年先輩。ただ、馴れ合いなどない。初顔合わせとなった昨年5月場所では、8回も頭でぶつかり合う激しい一番を貴景勝が制した」(同前)
※週刊ポスト2018年1月12・19日号