「この記事の見出しは感心しません。私は記者に、『有権者や政党の間には森友加計問題への関心があるものと思っていたので、選挙では一応の答えが出たものの、有権者の多くは釈然としないものが残っているのでは』と答えました。国民の一人として、同胞のことを意識が低いなどと非難したりはしません」(堀氏)
記者は自らに都合良く“作文”したのではないか。評論家の室谷克実氏はこう語る。
「日本のマスコミは自虐が好きなところが多いが、韓国メディアは右も左も自画自賛が大好き。そして、日本人に日本の悪いところを語らせて溜飲を下げるのも大好き。それに、日本の識者がうまく利用されている。利用される者だけでなく、反日的な考えを持つ者の中には、自らの活動のために韓国メディアを利用する者もいる。韓国メディアの報道は、そうした点を踏まえて見極めねばならない」
※SAPIO 2018年1・2月号